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J-GLOBAL ID:201702210252716589   整理番号:17A0399484

バイポーラ膜を用いた電気透析によるクラフト黒液の電気化学的酸性化:イオン交換膜汚損の同定と機構【Powered by NICT】

Electrochemical acidification of Kraft black liquor by electrodialysis with bipolar membrane: Ion exchange membrane fouling identification and mechanisms
著者 (5件):
資料名:
巻: 488  ページ: 39-47  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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統合森林バイオリファイナリーは,紙パルプ工業の収入を多様化する持続するための有望な経路を提供する。これに関連して,リグニンは,クラフトパルプ化プロセスの残留流れ,黒液と呼ばれるから抽出し,続いてバイオベース製品の広いスペクトルに変換することができる。リグニン抽出と苛性ソーダ生産のバイポーラ膜の結果を用いた電気透析によるクラフト黒液の電気化学的酸性化。この方法の実施は化学的酸性化過程よりもより少ない化学品を必要とするにもかかわらず,イオン交換膜,特にバイポーラ膜のファウリングはその生産性を損なう。膜厚と灰分含量の測定と共に走査電子顕微鏡(SEM),元素分析(EDX)とX線光電子分光法(XPS)分析は,膜ファウリングの性質と機構を同定した。結果は,汚損層は大部分が有機成分,特にリグニンから成ることを明らかにした。提案したファウリング機構に基づいて,電気透析プロセスを通して黒液のpHは徐々に減少し,結果としてよりプロトンイオンはリグニンフェノール基のプロトン化反応を誘発し,リグニンの溶解性を減少させるために利用可能である。バイポーラ膜の陽イオン交換層の表面上のプロトンイオンの存在量のために,不安定化リグニン高分子は自己凝集し始め,その表面に及ぼすリグニンクラスターを形成した。長い時間をかけて,これらリグニンクラスタは,バイポーラ膜の全表面と膜の間の空間をカバーしており,最終的には陽イオン交換膜の表面に付着した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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固-液界面  ,  高分子固体のその他の性質 

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