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J-GLOBAL ID:201702210367696036   整理番号:17A1180169

芍薬甘草湯はマウスにおける一過性受容器電位メラスタチン8の発現を阻害することによりオキサリプラチン誘発冷感覚異常を減弱する【Powered by NICT】

Shakuyakukanzoto attenuates oxaliplatin-induced cold dysesthesia by inhibiting the expression of transient receptor potential melastatin 8 in mice
著者 (3件):
資料名:
巻:号:ページ: 30-33  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3027A  ISSN: 2225-4110  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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冷感覚異常として特に特性化オキサリプラチン誘発末梢神経障害は薬物の主要な用量制限副作用であると制御は非常に困難である。本研究では,伝統的な薬草処方芍薬甘草湯(SKT:Shao Yao Gan Cao Tang)がマウスのオキサリプラチンによる冷感異常感覚を軽減できるかどうかを調べた。阻害機構も調べた。オキサリプラチン注射後の日から開始SKT(0.1 1.0 g/kg)の反復投与は用量依存的に冷感覚異常を阻害した。著者らの以前の報告は,低温検知陽イオンチャンネルとして特性化し,一過性受容体電位メラスタチン8(TRPM8)のmRNA発現は,オキサリプラチンで処理したマウスの後根神経節で増加することを示した。さらに,TRPM8アンタゴニストTC-1 2014(10と30mg/kg)は,オキサリプラチン処置マウスにおける低温感覚異常を減弱させた。まとめると,TRPM8はオキサリプラチンによって誘起された低温異常感覚に関与していることが示唆された。SKTの反復投与は後根神経節においてオキサプラチンに誘発されるTRPM8のmRNA発現を阻害した。これらの結果は,SKTの予防的反復投与は,後根神経節におけるTRPM8のmRNA発現を阻害することによりオキサリプラチンによる冷感異常感覚の悪化を防ぐのに有効であることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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生薬の臨床への応用  ,  生薬の薬理の基礎研究 

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