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J-GLOBAL ID：201702210410626715   整理番号：17A0801167

東京大都市圏における郊外核と後背地域の関係

著者 (1件)： 藤田翔平 (駒澤大)
資料名： 駒沢大学大学院地理学研究  (Geographical Research of Graduate Students, Komazawa University)
号： 45  ページ： 1-25  発行年： 2017年04月28日 
JST資料番号： L0772A  ISSN： 0288-8718  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,大都市圏中心の就業面での求心力が弱まり,郊外から中心市への通勤率が低下し,通勤流動が郊外内部で完結する傾向が見られる。東京大都市圏を対象として,この通勤流動の時系列的変化を検証し,その要因と背景を明らかにした。通勤流動データが長期間にわたり市区町村単位で把握できる「国勢調査」を基礎データとした。それに基づき,就業上の中心となる都市(郊外核)を抽出し,その分布と変化,後背地域との結びつきを考察した。1990年以降新たに郊外核となった埼玉県日高市と千葉県印西市の事例を示した。これらの市では,後背地域で常住就業者数が減少しているにも関わらず,流入/当地就業者数が著しく増加していていた。これは,大規模な工業団地の造成,大型ショッピングセンターの開業,鉄道や高速道路の新規開業等が要因と考えられた。

シソーラス用語： *都市圏 ,  大都市 ,  東京都 ,  *通勤 ,  後背地 ,  都市郊外 ,  都市 ,  就職 ,  *人口移動 ,  工業団地 ,  ショッピングセンタ ,  近郊鉄道 ,  高速道路
準シソーラス用語： コミュニティ型ショッピングセンター ,  衛星都市 ,  *東京大都市圏

分類 (1件)： 都市問題,都市防災  (RD01030O)

タイトルに関連する用語 (4件)： 東京大都市圏 ,  郊外 ,  核 ,  後背地域