抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
リアルタイム送金とモバイル・ペイメントを中心にリテール決済改革の世界的な潮流について解説した。世界的に小口決済改革の動きが急速に進んでいる。旧態依然たるシステムから脱却して,「リアルタイムの入金」「24時間365日対応」「携帯番号による送金が可能」といった新たな機能を実現しようとしているのが大きな特徴であり,今やこうした動きは,グローバルなトレンドとなりつつある。こうしたグローバルな改革の波から取り残されないようにするためには,わが国でも適切な時期に適切な対応を進めていくことが求められる。本稿では,大口決済システムおよび小口決済システムにおける決済システム改革の潮流,諸外国における,「リアルタイム・リテールペイメント」(リアルタイム送金,24時間365日送金)と「モバイル・ペイメント」(携帯番号による送金)について紹介した後,わが国の対応について説明した。最後に,将来について展望した。