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J-GLOBAL ID：201702210457970809   整理番号：17A1993164

時効二相ステンレス鋼における中間相形成速度に及ぼす不均質核形成サイトの影響

Influence of the Heterogeneous Nucleation Sites on the Kinetics of Intermetallic Phase Formation in Aged Duplex Stainless Steel

著者 (2件)： MELO Elis Almeida (Ignatian Educational Foundation (FEI), SP, BRA) ,  MAGNABOSCO Rodrigo (Ignatian Educational Foundation (FEI), SP, BRA)
資料名： Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science  (Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science)
巻： 48  号： 11  ページ： 5273-5284  発行年： 2017年11月 
JST資料番号： E0265B  ISSN： 1073-5623  CODEN： MTTABN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 溶体化処理したS31803二相ステンレス鋼を1123Kで時効して,σ相,χ相,Cr₂Ni相の析出速度を調べた。いずれの相が先に析出するかは不明であるが,ある時点からはσ相の形成に伴ってχ相が消費されるようになった。オーステナイト/フェライト界面の表面積S_vは大きくて,中間相はその界面で優先的に形成される。しかし,最も形成確率が大きいのはフェライトどうしの3重会合点であった。オーステナイト/フェライト界面でも3重会合点でも核形成サイトが飽和することは無い。σ相の形成はおそらく拡散律速である。

シソーラス用語： *二相ステンレス鋼 ,  σ相 ,  χ相 ,  オーステナイト ,  フェライト組織 ,  界面 ,  金属間化合物 ,  結晶粒界 ,  *結晶核形成 ,  拡散律速 ,  溶体化処理 ,  *時効処理 ,  クロム合金 ,  ニッケル含有合金 ,  三重会合点 ,  *中間相 ,  表面積 ,  速度
準シソーラス用語： 核形成速度

分類 (1件)： 組織的硬化現象  (WB01020C)

タイトルに関連する用語 (3件)： 時効 ,  二相ステンレス鋼 ,  相形成