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J-GLOBAL ID：201702210460434972   整理番号：17A0306664

プロトン交換膜としてのスルホン化ポリ(アリーレンエーテルスルホン)の特性に及ぼすフッ素を含むペンダント基の効果

Effect of pendant group containing fluorine on the properties of sulfonated poly(arylene ether sulfone)s as proton exchange membrane

著者 (4件)： CHEN RiMing (Donghua Univ., Shanghai, CHN) ,  JIN JunHong (Donghua Univ., Shanghai, CHN) ,  YANG ShengLin (Donghua Univ., Shanghai, CHN) ,  LI Guang (Donghua Univ., Shanghai, CHN)
資料名： Journal of Materials Science  (Journal of Materials Science)
巻： 52  号： 2  ページ： 1028-1038  発行年： 2017年01月 
JST資料番号： B0722A  ISSN： 0022-2461  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 3種類のスルホン化ポリアリーレンエーテルスルホン(SPAES)ポリマ薄膜を合成し,疎水性部分のプロトン交換膜としてのコポリマへの影響を調べた。これらのペンダント基は異なるフッ素量を含んでいる。溶液鋳造したxF-SPAES-40薄膜は引張強度20.79~25.86MPaと良好な熱安定性を有していた。原子間力顕微鏡とX線小角散乱を用いた形態解析により,連続的な親水性領域の方がイオンクラスタと-SO₃基の間隔よりも,プロトン導電性により重要な影響を与えることがわかった。1F-SPAES-40は30~90°Cの温度範囲で最良の寸法安定性と耐酸化性を示した。そのプロトン伝導性は80°Cで最高0.120Scm^-1であった。これらの結果から,疎水性要素に適度のフッ素を導入することが相分離とプロトン伝導性の向上に有効であることがわかった。

シソーラス用語： *イオン交換膜 ,  固体高分子形燃料電池 ,  *ポリアリールエーテル ,  *ポリエーテルスルホン ,  スルホン化 ,  フッ素 ,  高分子薄膜 ,  引張強さ ,  熱安定性 ,  原子間力顕微鏡 ,  小角X線散乱 ,  親水性 ,  クラスタイオン ,  電気伝導率 ,  寸法安定性 ,  耐酸化性 ,  疎水性
準シソーラス用語： PEM燃料電池 ,  *プロトン交換膜 ,  プロトン伝導性 ,  *ポリアリールエーテルスルホン

分類 (2件)： 燃料電池  (YB04040V) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

タイトルに関連する用語 (3件)： プロトン交換膜 ,  スルホン化 ,  フッ素