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J-GLOBAL ID：201702210482310340   整理番号：17A1417264

DNAウオーカーによる蛍光シグナル増強

A DNA Walker as a Fluorescence Signal Amplifier

著者 (6件)： WANG Dongfang (Braunschweig Univ. Technol., Braunschweig, DEU) ,  VIETZ Carolin (Braunschweig Univ. Technol., Braunschweig, DEU) ,  SCHROEDER Tim (Braunschweig Univ. Technol., Braunschweig, DEU) ,  ACUNA Guillermo (Braunschweig Univ. Technol., Braunschweig, DEU) ,  LALKENS Birka (Braunschweig Univ. Technol., Braunschweig, DEU) ,  TINNEFELD Philip (Braunschweig Univ. Technol., Braunschweig, DEU)
資料名： Nano Letters  (Nano Letters)
巻： 17  号： 9  ページ： 5368-5374  発行年： 2017年09月 
JST資料番号： W1332A  ISSN： 1530-6984  CODEN： NALEFD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ガラス基板上に100×70nmサイズの矩形のDNA origami(7249および8064bp)を固定し,消光剤標識化ステータDNAを結合後,DNAwalkerを添加し,ステータにハイブリダイゼーションさせた。トラックステータを未反応DNAサイトに結合後,DNAニッキング酵素処理によってウオーカ/ステータ対により標識化された消光剤標識を切落した。切落しサイトに結合したDNAウオーカは隣接ステータに移動し,以下同様のシーケンスによってステータの消光剤標識を順次切落した。最後に蛍光標識化ステータを全サイトに結合させ,共焦点顕微鏡により歩行経路を観察し,蛍光強度を測定した。DNAウオーカの歩行速度はその塩基配列サイズに敏感であり,最終蛍光強度をシーケンスの指紋として利用した。通常の蛍光標識DNAによるハイブリダイゼーションの検出に比べて蛍光強度を増幅できる利点を強調した。

シソーラス用語： *遺伝学実験技術 ,  *分子ハイブリダイゼーション ,  *蛍光標識 ,  *光増幅 ,  消光剤 ,  *DNAトポイソメラーゼI ,  共焦点顕微鏡
準シソーラス用語： *DNA origami ,  *DNAハイブリダイゼーション ,  ニッキング・クロージング酵素 ,  *蛍光増強

分類 (5件)： 生体の顕微鏡観察法  (EA03050C) ,  核酸一般  (EB04010U) ,  酵素の応用関連  (EB09100B) ,  分光分析  (CC03012W) ,  分子化合物  (CE02000C)

タイトルに関連する用語 (4件)： DNA ,  蛍光 ,  シグナル ,  増強