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J-GLOBAL ID：201702210596631207   整理番号：17A1612435

食肉および食肉加工品流通における食品企業型SPAの持続可能性とフードロスに関する研究

著者 (4件)： 野見山敏雄 (東京農工大 大学院農学研究院) ,  佐藤幹 (東京農工大 大学院農学研究院) ,  種市豊 (山口大 大学院創成科学研究科) ,  小林富雄 (愛知工大 経営)
資料名： 畜産の情報  (Livestock Industries Information)
号： 337  ページ： 56-65  発行年： 2017年10月25日 
JST資料番号： L7107A  ISSN： 2436-9578  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,食品企業型SPAを実践する(株)エー・ピーカンパニーと(株)秋川牧園を対象にして,SPAの長短所,食品ロス,衛生管理などの問題視角から,SPAの持続可能性について分析を行った。その結果,次のことが明らかになった。第一は,2つの企業はともに飼育のこだわりを積極的に開示し,処理過程では衛生管理だけでなく高品質な食材を自社生産・販売している。このことにより,売り切れ時の機会ロスよりも売れ残りに伴う廃棄コストが相対的に高く見積もられている。第二は,(株)エー・ピーカンパニーでは解体した肉を衛生的に優れた方式で加工し,農場から高値で生体を買い取ることができている。第三は,(株)秋川牧園の場合,消費者が畜産物に対する安全,安心,高品質の対価として小売価格を受容しており,飼料費が高騰しても経営上大きな問題はない。(著者抄録)

シソーラス用語： 食肉 ,  肉製品 ,  食品流通 ,  *製造 ,  *小売業 ,  *モデル ,  食品 ,  食品廃棄物 ,  畜産業
準シソーラス用語： ビジネスモデル ,  *企業の持続可能性 ,  食肉加工品 ,  食品ロス ,  *食品企業型SPA ,  養鶏業

分類 (3件)： 農業経済,農業経営  (FB01020L) ,  経営工学一般  (KA01010C) ,  食肉一般  (FJ12031X)

タイトルに関連する用語 (10件)： 食肉 ,  食肉加工品 ,  流通 ,  食品 ,  企業 ,  SPA ,  持続可能性 ,  フード ,  ロス ,  研究