抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:血漿Dダイマーレベル(D-D)による循環一過性脳虚血発作(TIA)における最近の脳梗塞発生の価値を検討する。【方法】D-D群(n=212),D-D群(n=72)およびD-D正常群(≦400μg/L,n=140)の2群に分けて,患者をD-D群(n=212)に割り付けることによって,D-Dの血漿レベルを,D-Dによって増加させることができた。2群の一般資料と実験室検査指標のレベル及び患者の発病7d、30d、90d内の脳梗塞の発生率を統計した。ロジスティック回帰方程式を用いて血漿D-Dレベルと脳梗塞発生との関係を分析し、ROC曲線を用いて血漿D-D予測脳梗塞発生の臨床価値を評価した。【結果】2つの群の間で,高血圧,糖尿病,コレステロール(TC),空腹時血漿グルコース(FPG)および高感度C反応性蛋白質(hs-CRP)のレベルに有意差があった(P<0.05)。D-D上昇群の発症7日、30日、90日以内の脳梗塞発生率はいずれもD-D正常群より明らかに高く(P<0.05)、D-Dレベルの上昇は後循環TIA患者における脳梗塞の独立予測因子であることが明らかになった。高レベルのFPGとhs-CRPは,独立危険因子であった。ROC曲線は,以下を示した。発症7日、30日、90日以内の脳梗塞発生リスクを予測した時、血漿D-Dの曲線下面積(ROCAuc)はそれぞれ0.796、0.835、0.843で、いずれもFPG及びhs-CRPのROCAUcより高かった。結論:血漿D-Dレベルの上昇は、後循環TIA患者の最近の脳梗塞の発生リスクを顕著に増加させ、その発生の独立予測因子であり、臨床では血漿D-Dレベルを積極的に測定し、臨床治療を指導し、脳梗塞の発生率を低下させるべきである。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】