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J-GLOBAL ID：201702210621326462   整理番号：17A0506930

石炭自然発火の指標気体と臨界温度との間の対応関係に関する実験的研究

Experimental study on the corresponding relationship between the index gases and critical temperature for coal spontaneous combustion

著者 (5件)： XIAO Yang (Xi’an Univ. Sci. and Technol., Shaanxi, CHN) ,  LI Qing-Wei (Xi’an Univ. Sci. and Technol., Shaanxi, CHN) ,  DENG Jun (Xi’an Univ. Sci. and Technol., Shaanxi, CHN) ,  SHU Chi-Min (National Yunlin Univ. Sci. and Technol., Yunlin, TWN) ,  WANG Wei (Chinese People’s Armed Police Force Acad., Hebei, CHN)
資料名： Journal of Thermal Analysis and Calorimetry  (Journal of Thermal Analysis and Calorimetry)
巻： 127  号： 1  ページ： 1009-1017  発行年： 2017年01月 
JST資料番号： H0095C  ISSN： 1388-6150  CODEN： JTHEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 石炭自然発火の臨界温度を熱重量分析(TG)で測定し,臨界温度に対する石炭試料の粒径,酸素濃度,加熱速度の効果を調べた。中国のYanzhou炭田で採取した石炭試料を0.088~0.098mmから0.150~0.200mmの4画分に分級し,酸素濃度5.7~24.0質量%の雰囲気中,5及び20°C min^-1の加熱速度でTG曲線を測定した。15tの実験炉を用いた大規模石炭自然発火実験で自然発火過程で発生するCO及びCO₂濃度の変化を調べ,指標気体を決定した。TGで測定した臨界温度は試料粒径,酸素濃度及び加熱速度に影響され,45.4~103.2°Cの範囲であった。臨界温度は加熱速度の増大と共に上昇し,粒径の増大に伴って低下した。臨界温度は加熱速度5°C min^-1,酸素濃度14.9質量%(13体積%)で最大となった。石炭温度が臨界温度を超えたときCO及びCO₂濃度が明確に増大し,CO₂/COの平均値は増大したのち減少し,TGで測定した臨界温度範囲で最大値に到達した。

シソーラス用語： *石炭 ,  *自然発火 ,  臨界温度 ,  着火点 ,  粒度依存性 ,  酸素 ,  濃度依存性 ,  加熱速度 ,  速度依存性 ,  指標 ,  気体 ,  一酸化炭素 ,  二酸化炭素 ,  示差熱重量分析 ,  ガスクロマトグラフィー

分類 (1件)： 石炭及びコークスの性質,組成,分析,試験  (YE04030T)

タイトルに関連する用語 (6件)： 石炭 ,  自然発火 ,  指標 ,  気体 ,  臨界温度 ,  実験的研究