文献
J-GLOBAL ID:201702210622390319   整理番号:17A0961975

農業ICT-IoT・ビッグデータ・AI活用で農業を成長産業へ-8 農業ICTの最新動向

著者 (2件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 818-822  発行年: 2017年08月15日 
JST資料番号: G0427A  ISSN: 0447-8053  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
日本の農業では農家の高齢化と後継者不足に直面するとともに,地域の雇用の受け皿として農業活性化が求められており,農業ICT(Information and Communication Technology)が急速に進展している。本論文では,その中核を担うソリューションとしてAI(アグリ・インフォマティクス)農業について述べた。まず,AI農業では農家の意志決定プロセスを状態把握と判断に分離しており,暗黙知の差異の源泉となる状態把握能力やそれに基づく気づきの差異の学習支援ソリューションとしての展開が行われている現状にあることを示した。次に,個々の農家の作業や判断,作物の状態を比較検討する際の課題である農業情報の標準化に向けた取り組み状況と,農業ICTが取り扱う情報の所有権に関する検討について述べた。現在個々のサービス・システムの連携不足によって農業ICTの普及は限定されており,2017年度中にパブリッククラウド上のオープンプラットフォーム「農業データ連携基盤」が立ち上がる予定である。前述した標準化や「農業ICTサービス標準利用ガイドライン」,「農業ICT知的財産活用ガイドライン」に基づき,本基盤によるビッグデータを活用した経営改善・生産性向上,気象データなどを活用した生育予測による作物の安定供給,経験・勘とデータの融合による高品質生産の展開を展望した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の情報処理  ,  電話・データ通信・交換一般  ,  農業経済,農業経営  ,  人工知能  ,  経営工学一般 
引用文献 (6件):
  • 農林水産省 : スマート農業の実現に向けた研究会, http://www.maff.go.jp/j/kanbo/kihyo03/gityo/g_smart_nougyo/
  • 農林水産省 : AI (アグリ・インフォマティクス) 農業について, http://www.maff.go.jp/j/shokusan/sosyutu/sosyutu/aisystem/aisystem.html
  • 神成淳司 : AI農業, 日経BP社(2017).
  • 神成淳司 : 農業の産業競争力強化のための情報創成・流通促進戦略, 学術の動向, Vol.21, No.5, pp.60-65 (2016).
  • 農林水産省 : 農業情報の標準化に関する個別ガイドラインおよび農業ITサービス標準利用規約ガイドについて, https://www.knowledge.maff.go.jp/blog/2016/10/it.html
もっと見る

前のページに戻る