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J-GLOBAL ID：201702210637113046   整理番号：17A0880125

植物核の細胞生物学

Cell Biology of the Plant Nucleus

著者 (4件)： MEIER Iris (Ohio State Univ., Ohio) ,  MEIER Iris (Oxford Brookes Univ., Oxford, GBR) ,  RICHARDS Eric J. (Boyce Thompson Inst., New York) ,  EVANS David E. (Oxford Brookes Univ., Oxford, GBR)
資料名： Annual Review of Plant Biology  (Annual Review of Plant Biology)
巻： 68  ページ： 139-172  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1764A  ISSN： 1543-5008  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 顕花植物の核構造及び組織化に関して概説する。植物核は複雑,動的アーキテクチャかつ多数の細胞質相互作用を有するオルガネラである。植物核孔は動物と酵母が属する系統(Opisthokonta)にあるものと類似し,植物特異的ヌクレオポリンが存在し,複数のヌクレオポリンが特異的植物シグナル伝達経路に必要である。植物核膜は広く保存された植物特異的成分を含む蛋白質複合体によって装着される。それらの多くは,細胞型の特異的文脈の中で核形態の調節,各位置決め,及び核運動で機能する。植物核は動的な非膜結合亜区画,または核小体を含み,そこでは特定処理(例えば,RNAプロセシング及びシグナリング)が実行される。これらの一部の核小体(仁及びカハール体)は真核生物全体で見つかるが,他は植物特有と思われる。植物ゲノムは仁及び核周縁部,ならびにヘテロクロマチン集合体等の自己組織化焦点を含む核内の標的との相互作用を通して3次元で組織化される。

シソーラス用語： *植物 ,  *細胞核 ,  細胞生物学 ,  組織化 ,  タンパク質 ,  細胞情報伝達 ,  タンパク質複合体 ,  核小体 ,  ヘテロクロマチン ,  RNAプロセシング
準シソーラス用語： カハールボディ ,  ヌクレオポリン

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  細胞構成体の機能  (EF03060C)

タイトルに関連する用語 (3件)： 植物 ,  核 ,  細胞生物学