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J-GLOBAL ID：201702210642229037   整理番号：17A1317507

大量輸血による急性創傷患者の凝固機能と線溶系への影響【JST・京大機械翻訳】

Effect of massive blood transfusion on blood coagulation function and fibrinolytic system in patients with acute trauma

著者 (4件)： Liu Ye (上海市長征医院輸血科,上海,200003) ,  Tang Xiaofeng (上海市長征医院輸血科,上海,200003) ,  Zhou Ye (上海市長征医院輸血科,上海,200003) ,  Chen Bo (上海市長征医院輸血科,上海,200003)
資料名： Hainan Yixueyuan Xuebao  (Hainan Yixueyuan Xuebao)
巻： 23  号： 6  ページ： 755-758  発行年： 2017年 
JST資料番号： C3530A  ISSN： 1007-1237  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 目的;大量の輸血による急性創傷患者の凝血機能と線溶システムへの影響を検討する。方法;2014年1月~2016年1月の間に上海市長寿病院で治療した86例の輸血を必要とする創傷性救急と入院患者を選択し、患者の早期輸血量によって2群に分け、大量輸血を必要とする急性創傷患者を観察群(47例)とした。少量の輸血を必要とする創傷患者を対照群(39例)とした。輸血前と輸血後1日,5日の両群の患者の血液凝固を統計学的に分析し,比較した。プロトロンビン時間(PT)、トロンビン時間(TT)、活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)、フィブリノーゲン(FIB);血小板数(PLT)、蛋白質C(PC)及び線溶系指標[Dダイマー(D-D)]、フィブリン分解産物(FDP)のレベルの差異を調べた。結果;輸血前に、両群の各項目の観察指標に有意差が認められなかった(P>0.05)。対照群の輸血前後の各項目の観察指標のレベルには有意差がなかった(P>0.05)。輸血後1日、輸血前及び対照群と同じ時間点で、観察群のPT、APTT、TTはいずれも明らかに延長し(P<0.05)、D-DとFDPレベルは顕著に上昇した(P<0.05)が、FIB、PLT及びPCレベルはいずれも顕著に低下した(P<0.05)。輸血後5日に、輸血前と対照群と同じ時点で、各項目の観察指標のレベルに有意差がなかった(P>0.05)。輸血後5日目と1日目の観察群のPT、APTT、TTはいずれも明らかに短縮し(P<0.05)、D-DとFDPレベルは顕著に低下し(P<0.05)、FIB、PLT及びPCレベルはいずれも顕著に上昇した(P<0.05)。結論;大量の輸血は急性創傷患者の凝血機能と線溶システムの短期に大きな影響を与え、凝血状態を適時にモニタリングし、凝血機能障害などの合併症を避け、大量輸血方案の実施の成功率を高める。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *凝固 ,  病院 ,  フィブリノーゲン ,  プロトロンビン時間 ,  血液凝固 ,  *患者 ,  *輸血 ,  *線維素溶解 ,  機能障害
準シソーラス用語： Dダイマー ,  血小板数 ,  活性化部分トロンボプラスチン時間 ,  トロンビン時間 ,  *線溶系 ,  *大量輸血 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： Acute trauma ,  Massive transfusion ,  Coagulation ,  Fibrinolysis system

分類 (4件)： 血液検査  (GC02050D) ,  動物の診療・診療設備  (FE01020U) ,  線維素溶解・血液凝固  (EJ03040S) ,  犬・猫  (FD06010P)

タイトルに関連する用語 (5件)： 大量輸血 ,  創傷 ,  患者 ,  凝固 ,  線溶系