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J-GLOBAL ID：201702210676381540   整理番号：17A0685886

高効率太陽熱熱起電力システムのためのスペクトル選択的平面吸収体/放射体を用いた一方向放射熱伝達

Unidirectional radiative heat transfer with a spectrally selective planar absorber/emitter for high-efficiency solar thermophotovoltaic systems

著者 (4件)： KOHIYAMA Asaka (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  SHIMIZU Makoto (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  SHIMIZU Makoto (Univ. de Lyon, Villeurbanne, FRA) ,  YUGAMI Hiroo (Tohoku Univ., Sendai, JPN)
資料名： Applied Physics Express  (Applied Physics Express)
巻： 9  号： 11  ページ： 112302.1-112302.4  発行年： 2016年11月 
JST資料番号： F0599C  ISSN： 1882-0778  CODEN： APEPC4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 太陽熱光起電(STPV)システムは,集中太陽エネルギーを使用して動作し,主に吸収体,エミッタ,熱電発電(TPV)セルで構成される。本研究では,一方向放射熱伝達の効率を考慮した高効率STPVシステムの設計を示した。コヒーレント完全吸収(CPA)コンセプトに基づくMoおよびHfO₂層構造からなる吸収体/エミッタの光学特性を最適化した。この構造は,スペクトル選択的な吸収体および放出体として良好な性能を示し,短波長での高い吸収および明瞭なカットオフ特性を示した。さらに,吸収体/エミッタ面積比に関してη抽出を調べた。高η抽出を得るためには,吸収体/エミッタからの反射率およびエミッションからのすべての力率,および吸収体側のエミッタおよびMo面積からのエミッションを制御することが重要である。η抽出を用いるこのアプローチは,一方向放射熱伝達の効率を改善するための最先端の科学技術である。

シソーラス用語： *太陽熱発電 ,  *吸収体 ,  *放射熱伝達 ,  *太陽エネルギー ,  *光吸収
準シソーラス用語： 集光太陽エネルギー ,  コヒーレント完全吸収

分類 (3件)： 太陽エネルギー利用機器  (QE05020H) ,  太陽熱発電  (NB03100U) ,  対流・放射熱伝達  (PA02030K)

引用文献 (21件)：

• A. Datas and C. Algora, Sol. Energy Mater. Sol. Cells 94, 2137 (2010).
• E. S. Sakr, Z. Thou, and P. Bermel, Appl. Phys. Lett. 105, 111107 (2014).
• H. Sai and H. Yugami, Appl. Phys. Lett. 85, 3399 (2004).
• J. B. Chou, Y. X. Yeng, A. Lenert, V. Rinnerbauer, I. Celanovic, M. Soljacic, E. N. Wang, and S. G. Kim, Opt. Express 22, A144 (2014).
• V. Rinnerbauer, A. Lenert, D. M. Bierman, Y. X. Yeng, W. R. Chan, R. D. Geil, J. J. Senkevich, J. D. Joannopoulos, E. N. Wang, M. Soljacic, and I. Celanovic, Adv. Energy Mater. 4, 1400334 (2014).

タイトルに関連する用語 (7件)： 高効率 ,  太陽熱 ,  熱起電力 ,  スペクトル ,  吸収体 ,  放射体 ,  放射熱伝達