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J-GLOBAL ID:201702210754036168   整理番号:17A0880121

ルビスコの生物発生及び代謝維持

Biogenesis and Metabolic Maintenance of Rubisco
著者 (4件):
資料名:
巻: 68  ページ: 29-60  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1764A  ISSN: 1543-5008  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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リブロース-1,5-二リン酸カルボキシラーゼ/オキシゲナーゼ(ルビスコ)は5-炭素糖リブロース-1,5-二リン酸(RuBP)のカルボキシル化を触媒することによって光合成での大気CO2の固定化を媒介する。ルビスコは著しく効率が悪い酵素であり,1秒当たり2~10個のCO2分子しか固定しない。生体工学で製造したルビスコで作物収量を増加させる取り組みはまだ成功していないが,これはルビスコ生物発生及び代謝維持に必要な複合的細胞機構に部分的に起因する。ルビスコの大サブユニットは折たたみ構造にはシャペロニン系が必要であり,最近の研究はヘキサデカメリックルビスコの集合が特異的な集合シャペロニンによって媒介される。さらに,ルビスコ機能はRuBPを含むさまざまな糖-リン酸リガンドによって阻害される場合がある。ルビスコの活性化及び多段階触媒反応は変異的であり,糖リン酸塩副生物を産生し,活性部位に固く結合してルビスコ機能を阻害する。代謝修復はATP依存性ルビスコアクチバーゼによるルビスコのリモデリング及び特異的ホスファターゼによる抑制性糖リン酸塩の加水分解に依存する。ルビスコ生物発生及び機能維持のためのシャペロン機構の解明はルビスコ工学,最終的な作物収量の改善に重要である。
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分類 (2件):
分類
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酵素一般  ,  代謝一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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