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J-GLOBAL ID:201702210813168994   整理番号:17A1460951

非水マグネシウムイオン電池用の高電圧カソード材料としてのカリウムヘキサシアノ鉄酸ニッケル【Powered by NICT】

Potassium nickel hexacyanoferrate as a high-voltage cathode material for nonaqueous magnesium-ion batteries
著者 (5件):
資料名:
巻: 363  ページ: 269-276  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0703B  ISSN: 0378-7753  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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プルシアンブルー(PB)類似体のマグネシウム挿入能力,カリウムヘキサシアノ鉄酸ニッケルK_0 0.86Ni[Fe(CN)6]0.954(H_2O)0.766(KNF 086)は,従来の有機電解質を用いた再充電可能なマグネシウムイオンバッテリーのためのカソード材料として実証した。K_1 51Ni[Fe(CN)6]0.954(H_2O)0.766を最初に合成し,カリウムイオンを抽出KNF086カソードを調製するために電気化学的にした。電気化学的試験電池は,電解質としてアセトニトリル中の作用電極,対極と参照電極としての活性炭及び0.5MのMg(ClO_4)2KNF086から構成されている。細胞は0.2Cレートで48.3mAh/g~( 1)の放電容量と可逆的なマグネシウム挿入/抽出反応,マグネシウムイオン電池のこれまで報告されたカソード材料の中で最高で2.99V(vs. Mg/Mg~2+)で平均放電電圧を示した。粉末X線回折データからの元素分析とFourier電子密度マップ解析はマグネシウム挿入相はMg_0 27K_0 0.86Ni[Fe(CN)6]0.954(H_2O)0.766(MKNF 086)であり,MKNF086におけるマグネシウムイオンは立方晶PBの大きな格子間空洞の中心に位置していることを確認した。KNF086と比較して,MKNF086は減少した単位セルパラメータ(0.8%)と体積(2.4%)を示した。これらの結果は,PB類似体,カリウムニッケルヘキサシアノ鉄酸塩は,従来の有機電解質に基づくマグネシウムイオン電池用の有望なカソード材料として利用できることを実証した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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二次電池 
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