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J-GLOBAL ID:201702210825605471   整理番号:17A1493701

糖尿病創傷治癒のための促進バイオセラミック/高分子複合材料生体材料【Powered by NICT】

A conducive bioceramic/polymer composite biomaterial for diabetic wound healing
著者 (12件):
資料名:
巻: 60  ページ: 128-143  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3136A  ISSN: 1742-7061  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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糖尿病創傷は糖尿病の一般的な合併症である。生体材料は慢性創傷治癒のための組織再生を誘導することにおける大きな有望性を提供する。ここでは,糖尿病性創傷治癒のためのケイ酸に基づくバイオセラミック粒子(Nagelschmidtite,NAGEL,Ca_7P_2Si_2O_16)を含む誘導ポリ(カプロラクトン)(PCL)/ゼラチンナノ繊維複合材料足場を報告した。NAGELバイオセラミック粒子を共エレクトロスピニング過程を経由したPCL/ゼラチンナノ繊維の内部に良く分布していたとSiイオンは,分解過程中の複合足場からの持続的放出を維持した。ナノ繊維足場は,in vitroで接着,増殖およびヒト臍帯静脈内皮細胞(HUVEC)とヒトケラチン細胞(HaCaT)の移動を有意に促進した。in vivo研究は,足場が糖尿病マウスモデルだけでなく,阻害し炎症反応の創傷部位における血管形成,コラーゲン沈着と再上皮化を誘導し明らかにすることを示した。糖尿病性創傷治癒を促進するナノファイバー複合材料足場の機構in vivoおよびin vitroでの上皮間葉移行(EMT)と内皮間葉転換(EndMT)への経路の活性化に関係している。著者らの結果は,足場の放出されたSiイオンとナノ繊維構造は糖尿病性創傷治癒の改善された効率に及ぼす相乗効果を有し,組織工学および創傷治癒応用のための機能性生体材料を設計するための道を開くことを示唆した。慢性創傷治癒のための組織再生を促進するために,新しい種類のケイ酸に基づくバイオセラミック粒子(Nagelschmidtite,NAGEL,Ca_7P_2Si_2O_16)を含む誘導ナノ繊維複合材料足場の共電気紡糸プロセスによって調製した。生物学的評価は,NAGELバイオセラミック粒子はin vitroおよびin vivoでの上皮間葉移行(EMT)と内皮間葉転換(EndMT)への経路を活性化することを明らかにした。新しい複合材料足場は,組織工学および創傷治癒応用のための機能性生体材料としての可能性を有していた。ナノ繊維複合材料足場に高価な薬剤/成長因子を負荷の代わりに治療イオンの制御可能な量を導入することの戦略は,生物活性生体材料のための新しい選択肢を提供する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  医用素材 

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