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J-GLOBAL ID:201702210834141419   整理番号:17A1475074

π共役系高分子構造制御を指向した直接的アリール化反応

Direct Arylation for the Control of π-Conjugated Polymer Structure
著者 (1件):
資料名:
巻: 74  号:ページ: 375-395(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: G0122A  ISSN: 0386-2186  CODEN: KBRBA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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パラジウム(Pd)触媒クロスカップリング反応は,π共役系高分子合成法の発展に寄与してきた.たとえば,アレーン(Ar)間の炭素-炭素(C-C)結合形成反応であるStilleクロスカップリング(Ar-SnR3+Br-Ar)や鈴木-宮浦クロスカップリング(Ar-BR2+Br-Ar)は,多彩なπ共役系高分子設計を実現してきた.一方,直接的(C-H)アリール化と呼ばれる炭素-水素(C-H)結合の切断を伴うクロスカップリング反応(Ar-H+Br-Ar)は従来法と比べて試薬の入手が容易であり,原子利用効率が高く,有機金属副生成物が生成しないなどの利点をもつことで,π共役系高分子合成法として近年注目されている.しかし,反応効率,反応位置選択性,モノマーの多彩性の観点から,高分子の多彩な構造(トポロジー)制御はあまり実現されていない.本報では固相担持パラジウムを触媒としたβ位無置換チオフェンの直接的アリール化重縮合によるπ共役系高分子の構造制御,塩化物イオンによる反応促進効果を利用したπ共役系高分子の高分子量化,そしてさまざまなアレーンモノマーの直接的アリール化による直鎖,分岐,編目(ネットワーク)高分子などの合成とその構造評価について解説する.(著者抄録)
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分類 (3件):
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重縮合  ,  触媒反応一般  ,  付加反応,脱離反応 
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