文献

J-GLOBAL ID：201702210837164827   整理番号：17A1092836

木材の強度を予測するための単位セル・ベース計算法の比較【Powered by NICT】

Comparison of unit cell-based computational methods for predicting the strength of wood

著者 (5件)： Fuessl J. (Vienna University of Technology, Karlsplatz 13, 1040 Vienna, Austria) ,  Li M. (Vienna University of Technology, Karlsplatz 13, 1040 Vienna, Austria) ,  Lukacevic M. (Vienna University of Technology, Karlsplatz 13, 1040 Vienna, Austria) ,  Eberhardsteiner J. (Vienna University of Technology, Karlsplatz 13, 1040 Vienna, Austria) ,  Martin C.M. (Department of Engineering Science, University of Oxford, Parks Road, Oxford OX1 3PJ, UK)
資料名： Engineering Structures  (Engineering Structures)
巻： 141  ページ： 427-443  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0709B  ISSN： 0141-0296  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 天然成長の種子材料として,木材は高異方性不均一材料構造を示し,ランダムに起こる節に影響される複雑な木材繊維分布を示した。,木材の有効強度特性の予測のための,高度な計算ツールが必要であり,これは予測と同様に異なるスケール観察で多次元強度情報を考慮することができた。本研究では,三つのそのような計算法を示した:強い歪軟化を記述し,このようにして,脆性破壊モードを正確に再現できる拡張有限要素法新しく開発した限界解析手法,排他的に延性破壊を記述する連続体微視力学に基づいた弾性限界アプローチ。全三方法は,春材と秋材単位格子とクリア木材に適用し,最終的に範囲多次元応力状態の効果的な破面を得た。これらの破壊表面は,お互いに,および二軸試験からの実験結果と比較した。これらの比較に基づいて,三つの計算法の長所と短所を考察し,木材への適用性を評価した。拡張有限要素法は,強度支配過程の非常に現実的な記述を可能にする強力な技術である。それにもかかわらず,その複雑性と高い計算努力は,工学分野における広範な使用を妨げている。塑性限界解析と弾性限界アプローチが,拡張有限要素法と比較して良好な予測性能,優れた効率と安定性を示した。本研究では,後者の二種類の方法がある明確な木材の実験的に得た破壊領域をほぼ完全にすることができたが,木材の延性破壊可能性に関して新しい洞察を供給した。結論は,木材のための信頼性のある多次元強度情報を供給できる有望な計算法が存在することを導くことができ,続いて,木製ボードおよび木質製品の有効強度予測を可能にするであろう。最後に,本研究は他の建築材料に関連して競争力を持つに木構造の性能ベース最適化,木材の必要性への寄与として意図されている。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 弾性限度 ,  歪軟化 ,  信頼性 ,  延性破壊 ,  木構造 ,  脆性破壊 ,  *木材 ,  破面 ,  最適化 ,  異方性 ,  *予測 ,  微視力学 ,  高次元
準シソーラス用語： 極限解析 ,  拡張有限要素法 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 木材 ,  Strength ,  XFEM ,  極限解析 ,  弾性限界推定

分類 (1件)： 木構造  (RA04020P)

タイトルに関連する用語 (4件)： 木材 ,  予測 ,  単位セル ,  計算