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J-GLOBAL ID:201702210880889624   整理番号:17A1491504

Cys-freeなCa~2+調節発光蛋白質オベリンとエクオリンの生物ルミネセンスと生化学的性質【Powered by NICT】

Bioluminescent and biochemical properties of Cys-free Ca2+-regulated photoproteins obelin and aequorin
著者 (2件):
資料名:
巻: 174  ページ: 97-105  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0049A  ISSN: 1011-1344  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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種々海洋腔腸動物の生物ルミネセンスはCa~2+-調節発光蛋白質によって決定される。これらの蛋白質に強い関心はin vitro結合アッセイのための細胞内カルシウム指示薬とラベルとしての広い解析的ポテンシャルである。現在知られているhydromedusan Ca~2+-調節発光蛋白質は,厳密に保存されたのと三(エクオリン,クリチン)または五(オベリンとミトロコミン)システイン残基を含んでいた。すべてのシステインの置換セリン残基によるCysフリーエクオリン及びオベリンを構築した。このような変異体は,発光蛋白質は,還元剤に感受性標的蛋白質と遺伝的に融合いくつかの前向き分析法に重要であることを活性発光蛋白質を生成するために必要なジチオトレイトール(またはβ-メルカプトエタノール)とのインキュベーションを避ける可能性により研究者にとって関心のあるところである。Cysフリー変異体はEscherichia coli,精製で発現し,発光蛋白質複合体形成,機能的活性,および立体配座安定性の効率に関して特性化した。システイン残基の置換は,エクオリン及びオベリンの異なる特性に影響を及ぼすことが示されている。Cysフリーエクオリンは2倍低い比生物発光活性を示したが,野生型エクオリンと比較して類似した活性化特性と発光動力学を保存する。対照的にCysを含まないオベリンは野生型オベリンだけでなくセレンテラジン結合の生物発光活性の約10%のみを保持し,はるかに少ない効果的に活性発光蛋白質を形成した。添加では,Cys残基の置換は光信号減衰曲線から「高速」成分を完全に除去するオベリンの生物ルミネセンス動力学を劇的に変化させた。同時に,Cys残基の置換は,エクオリン及びオベリン両分子の立体配座柔軟性を増加させるが,その効果はオベリンの場合にはより顕著であった。変性の熱中間点(T_m)の値はエクオリンとCysフリーエクオリンの53.3±0.2と44.6±0.4°C,及びオベリンとCysフリーオベリンの49.1±0.1と28.8±0.3°Cであった。エクオリン変異体は生物発光活性のほぼ50%を維持し,かなりの収率で生成できるのでこれまでこの無Cysエクオリンのみが還元剤に感受性タグとの融合のためのパートナーとして適している。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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蛋白質・ペプチド一般  ,  動物の生化学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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