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J-GLOBAL ID:201702210918075903   整理番号:17A1436241

コショウ蛋白質ホスファターゼ,CaAIPP1とその相互作用パートナーCaAIRF1の機能解析:ABAシグナル伝達と乾燥ストレス応答の調節【Powered by NICT】

Functional analysis of the pepper protein phosphatase, CaAIPP1, and its interacting partner CaAIRF1: Modulation of ABA signalling and the drought stress response
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巻: 40  号: 10  ページ: 2359-2368  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0792A  ISSN: 0140-7791  CODEN: PLCEDV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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非生物的ストレスに対する植物の適応応答は植物の成長と発育の制限が配位している。植物ホルモンアブシジン酸(ABA)は,非生物的ストレスへの応答の重要な調節因子であり,その感度は非生物的ストレス耐性レベルを決定する。我々は以前,E3ユビキチンリガーゼCaAIRF1は2C型蛋白質ホスファターゼCaADIP1の転写と安定性の調節を介してABAおよび乾燥ストレスの正の調節因子として機能することを示した。ここでは,新しいタイプの2Cホスファターゼ,CaAIPP1(Capsicum annuum CaAIRF1相互作用蛋白質ホスファターゼ1)の同定と機能解析を報告した。CaAIPP1はと相互作用し,CaAIRF1によるユビキチン化された。トウガラシ葉におけるCaAIPP1遺伝子発現はABAおよび干ばつにより誘導された。CaAIPP1分解は対照植物よりもABA処理コショウ植物からの粗蛋白質抽出物の方が速かった。CaAIPP1過剰発現植物は種子発芽及び実生成長中のABA非感受性表現型を示した。さらに,これらの植物は減少し気孔閉鎖と減少した葉温度による高レベル蒸散水分損失の干ばつ感受性表現型を示した。著者らのデータは,CaAIPP1は,ABA媒介シグナル伝達を介して乾燥ストレス応答の負の調節因子であることを示した。著者らの知見は,乾燥ストレス時に活性化される植物防御機構に貴重な洞察を提供した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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遺伝子発現  ,  植物に対する影響  ,  植物生理学一般 

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