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J-GLOBAL ID:201702211032705149   整理番号:17A0401498

亜致死レベルでの塩化セチルピリジニウムは酸化ストレスに対するラット胸腺リンパ球の感受性を増加させる【Powered by NICT】

Cetylpyridinium chloride at sublethal levels increases the susceptibility of rat thymic lymphocytes to oxidative stress
著者 (10件):
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巻: 170  ページ: 118-123  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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セチルピリジニウムクロリド(CPC)は,多くのパーソナルケア製品に使用されている抗菌剤である,環境に放出された。CPCは河川と都市廃水中の低濃度で認められるため,野生生物への影響が懸念されている。それ故,本研究では,フローサイトメトリーを用いたH_2O_2~誘導酸化ストレスの存在下および非存在下で低濃度でCPCの細胞作用を特性化するために,ラット胸腺リンパ球に対する亜致死濃度CPCの影響を調べた。CPC処理はそれらの原形質膜(早期アポトーシスのマーカー)の外表面に露出したホスファチジルセリンと生細胞の個体群を増加させ,細胞内Zn~2+レベルを上昇させ,非蛋白質チオールの細胞内含量を減少させた。CPCもH_2O_2の細胞毒性を増強した。著者らの結果は,環境的に適切な亜致死濃度でさえ,CPCは細胞内Zn~2+濃度を増加させ,非蛋白質チオールの細胞内含量を減少させることにより酸化ストレス条件下で細胞毒性効果を発揮することを示唆する。これらの知見は,いくつかのin vitro条件下で,CPCは環境関連濃度で生物活性が高いことを示した。,パーソナルケア製品環境へのCPC放出は野生生物に及ぼすその副作用を避けるために調節する必要がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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動物に対する影響  ,  重金属とその化合物一般 

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