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J-GLOBAL ID：201702211064029024   整理番号：17A0979644

アレーアンテナを用いた電波源位置推定の今昔物語

Past and Present Techniques of Radio Source Localization Using Array Antenna

著者 (3件)： 菊間信良 (名古屋工大 大学院工学研究科) ,  田中健佑 (名古屋工大 大学院工学研究科) ,  榊原久二男 (名古屋工大 大学院工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 150(AP2017 45-67)  ページ： 87-92  発行年： 2017年07月19日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿はアレーアンテナを用いた近傍波源の位置推定法について,今昔物語と称して過去から現在にかけて代表的な手法を解説する。波源空間の探索型と非探索型に手法を分類し,計算機シミュレーションを通じて,それらの特徴を示す。探索型手法としては,到来方向推定としても知られているBeamformer法,Capon法,MUSIC法をとりあげ,原理から説明をする。一方,非探索型手法としてはESPRITと同種の近傍界DOA-Matrix法に焦点をあて,空間平均法やSAGEアルゴリズムを併用した改良法についても説明する。また波源間に相関性がある場合の対処法についても触れる。(著者抄録)

シソーラス用語： *アレイアンテナ ,  *位置決め ,  *推定 ,  技術史 ,  *到来方向推定 ,  MUSICアルゴリズム ,  アルゴリズム
準シソーラス用語： ESPRITアルゴリズム ,  SAGEアルゴリズム ,  *波源位置推定

分類 (2件)： 信号理論  (ND02020G) ,  アンテナ  (ND06000M)

引用文献 (18件)：

• 菊間信良, アレーアンテナによる適応信号処理, 科学技術出版, Nov 1998.
• 菊間信良, アダプティブアンテナ技術, オーム社, Oct. 2003.
• S. U. Pillai, Array Signal Processing, Springer-Verlag New York Inc. 1989.
• 秋元広幸, 高橋応明, 宇野亨, 有馬卓司, “MUSIC法による近傍波源位置推定の基本検討とPCBへの応用,” 信学論 B, Vol.J87-B, No.9, pp.1434-1441, Sep. 2004.
• 菊地淳一, 佐藤源之, 長沢庸二, 佐藤利三郎, “開口合成による不要電磁波発生源位置推定法の一提案,′′ 信学論 B, Vol.J68-B, No.10, pp.1194-1202, Oct. 1985.

タイトルに関連する用語 (3件)： アレーアンテナ ,  位置推定 ,  物語