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J-GLOBAL ID：201702211132445115   整理番号：17A2008772

高分子マイクロニードルにおける蛋白質の安定性を改善するための二重ノズル噴霧蒸着プロセス【Powered by NICT】

Dual-nozzle spray deposition process for improving the stability of proteins in polymer microneedles

著者 (3件)： Kim Min Jung (Nanotechnology Innovation Center of Kansas State (NICKS), Department of Anatomy and Physiology, College of Veterinary Medicine, Kansas State University, Manhattan, KS 66506, USA. [e-mail]) ,  Park Seok Chan ,  Choi Seong-O
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 87  ページ： 55350-55359  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高分子マイクロニードルは,種々の医薬品化合物の経皮デリバリーの魅力的な方法である。が,薬剤カプセル化された重合体マイクロニードルの作製は,薬物の安定性を維持するために好ましくない処理条件,高濃度処方,高い温度と長い乾燥時間を含む。生分解性高分子マトリックス中の不安定な物質の安定性も有機溶媒と乳化の使用により有意に減少することができた。本論文では,現在の微小針製作過程に関連する安定性問題を解決するために潜在的な方法として,薬物と高分子溶液の別々の蒸着を利用する,二重ノズル噴霧堆積プロセスと呼ばれる新しい製作法を報告した。モデル蛋白質,ウシ血清アルブミン(BSA)を二重ノズル噴霧堆積プロセスによる水溶性ポリ(ビニルアルコール)(PVA)と生分解性ポリ(lactic-co-グリコール酸)共重合体(PLGA)マイクロニードルの両方に組み込むことに成功した。円偏光二色性及び蛍光分光法によって調べたBSAの立体配座変化は,開発したプロセスは,PVAとPLGAマトリックスの両方でカプセル化中のBSAの構造安定性の維持を助けることを示唆した。二重ノズルスプレー堆積プロセスが溶媒との有害相互作用を減少させ,乳化プロセスを除去することにより薬物の安定性を改善することが期待される。,開発したプロセスはポリマベースドラッグデリバリーデバイスを作製するための魅力的なアプローチである。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 蛍光分光法 ,  生産工程 ,  *噴霧 ,  高分子溶液 ,  生分解性高分子 ,  有機溶媒 ,  水溶性 ,  乳化 ,  重合体 ,  *タンパク質 ,  円偏光二色性 ,  微生物分解性 ,  *高分子
準シソーラス用語： ウシ血清アルブミン ,  *マイクロニードル , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 生物薬剤学(基礎)  (GY01021U)

タイトルに関連する用語 (7件)： 高分子 ,  マイクロニードル ,  蛋白質 ,  安定性 ,  二重ノズル ,  噴霧 ,  蒸着プロセス