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J-GLOBAL ID：201702211186820724   整理番号：17A0551825

表面増強ラマン分光法のための多重ホットスポットを有する三次元ドーナツ様金ナノリング

Three-dimensional donut-like gold nanorings with multiple hot spots for surface-enhanced raman spectroscopy

著者 (5件)： ZHENG Mengjie (Hunan Univ., Changsha, CHN) ,  ZHU Xupeng (Hunan Univ., Changsha, CHN) ,  CHEN Yiqin (Hunan Univ., Changsha, CHN) ,  XIANG Quan (Hunan Univ., Changsha, CHN) ,  DUAN Huigao (Hunan Univ., Changsha, CHN)
資料名： Nanotechnology  (Nanotechnology)
巻： 28  号： 4  ページ： 045303,1-7  発行年： 2017年01月27日 
JST資料番号： W0108A  ISSN： 0957-4484  CODEN： NNOTER  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,表面増強ラマン分光法(SERS)のプラットフォームとしての三次元ドーナツ様ナノリングプラズモニック構造体の性能を評価した。著者らは,あらかじめ定義したリソグラフィックナノウェルテンプレート上に単純に蒸着することにより,非常にクリーン表面を有する金ナノリングを作製した。そして,作製した構造体の増強度(EF)および検出限界を知るため,系統的な実験を行った。EFは,3.84×10⁷にまで至り,これは,プレーナー型の金SERS構造体より,1-2桁大きかった。さらに,有限差分時間領域シミュレーションにより,そのような三次元ドーナツ様ナノリング構造体が,より多くのホットスポットおよび上部ナノリング構造体と対応する下部ナノスリットの増強した結合を介して,SERS性能を向上するいくつかの利点を有することを明らかにした。単純な作製工程および優れたSERS性能を考えると,三次元ドーナツ様金ナノリングは,SERS応用に対して非常に有望である。

シソーラス用語： *表面増強Raman分光法 ,  三次元 ,  *金 ,  *ナノ構造 ,  プラズモン ,  *リソグラフィー ,  *検出限界 ,  有限差分時間領域法 ,  計算機シミュレーション
準シソーラス用語： *ナノリング

分類 (1件)： 赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル一般  (BM08061U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 表面増強ラマン分光法 ,  多重 ,  ホットスポット ,  ドーナツ ,  ナノリング