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J-GLOBAL ID:201702211201007609   整理番号:17A1124105

スルホナト置換Schiff塩基配位子を持つ新しい水溶性銅(II),亜鉛(II)およびニッケル(II)錯体の合成,キャラクタリゼーションおよびin vitro生物学的活性【Powered by NICT】

Synthesis, characterization and in vitro biological activities of new water-soluble copper(II), zinc(II), and nickel(II) complexes with sulfonato-substituted Schiff base ligand
著者 (9件):
資料名:
巻: 458  ページ: 171-180  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0620A  ISSN: 0020-1693  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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水溶性チオセミカルバゾンSchiff塩基配位子,すなわちナトリウム3-{[(アミノカルボノチオイル)ヒドラゾノ]メチル}-4-ヒドロキシベンゼンスルホナート(NaH_2L)はナトリウムサリチルアルデヒド-5-スルホナートおよびチオセミカルバジドの1:1縮合により調製した。NaH_2LのX線構造解析は配位子の有機フラグメントは二種類の七配位ナトリウムカチオンのによって架橋されていることを示した。配位子は,Cu~II,Ni~II,Zn~II錯体の合成に使用した:[Cu_2(HL)2(H_2O)3](1),Ni(HL)(H_2O)1.5(2),Zn(HL)(H_2O)2(3)。金属錯体を物理化学的および分光学的方法によって特性化した。二核銅錯体(1)のX線構造解析は二個の金属中心は歪んだ四角錐形状をもつ五配位であることを示した。中心-中心間距離3.8571(10)Åと複合体を形成した二つの配位子のフェニル環の間に有意なπ-π相互作用である。25°Cの水における溶解度は3hで2及び0.1g/Lの1,100g/LのNaH_2L,50g/Lの100g/Lを測定した。水溶液中NaH_2L,1および2の安定性は4日を超えていた。化合物1と2は低い抗菌活性を示したが,NaH_2Lと3の抑制効率は無視できた。配位子と錯体はピクリルヒドラジルラジカル(DPPH~)及び第二鉄還元抗酸化力(FRAP)のスカベンジング活性を評価し,参照抗酸化剤としてL-アスコルビン酸(ビタミンC)を用いた。最も強いラジカル捕捉はNaH_2Lで見られた。化合物の細胞毒性をMTTアッセイ法によるヒト慢性骨髄性白血病K562細胞に対して調べた。最強の細胞毒性は,72時間の16±1.0μg/mLのIC_50値1で見られ,従って1をさらなる研究のために選択した。化合物1は用量および時間依存的にK562細胞の生存率の顕著な減少を引き起こし,K562細胞株にアポトーシスを誘導した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  ,  白金族元素の錯体  ,  第11族,第12族元素の錯体 

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