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J-GLOBAL ID：201702211204999622   整理番号：17A0899593

原子シミュレーションによるFeの格子不安定性と相変態

Lattice Instabilities and Phase Transformations in Fe from Atomistic Simulations

著者 (5件)： CUPPARI M. G. Di V. (Universidade Federal do ABC, SP, BRA) ,  VEIGA R. G. A. (Universidade Federal do ABC, SP, BRA) ,  GOLDENSTEIN H. (Escola Politecnica - Universidade de Sao Paulo, SP, BRA) ,  SILVA J. E. Guimaraes (Escola Politecnica - Universidade de Sao Paulo, SP, BRA) ,  BECQUART C. S. (Ecole Nationale Superieure de Chimie de Lille, Villeneuve d’Ascq, FRA)
資料名： Journal of Phase Equilibria and Diffusion  (Journal of Phase Equilibria and Diffusion)
巻： 38  号： 3  ページ： 185-194  発行年： 2017年06月 
JST資料番号： C0335D  ISSN： 1547-7037  CODEN： JPEDAV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Feのα相およびγ相にそれぞれ対応する体心立方格子および面心立方格子の安定性と一方の相の他の相への変態を,原子シミュレーションによって調査した。MeyerとEntelの原子埋込み法(EAM)ポテンシャルとMulleretらによって開発されたボンドオーダーポテンシャル(BOP)の2つの原子間ポテンシャルを用いた。非平衡自由エネルギー計算と分子動力学シミュレーションを用いて,Feの構造変化を調べる可能性の適否を検証した。EAMポテンシャルを用いた欠陥のない系についての分子動力学シミュレーションでは,bcc→fccおよびfcc→bcc変態が観察された。しかしBOPポテンシャルについては,核形成サイトとしての欠陥の有無にかかわらず,加熱および冷却時にも変態は観察されなかった。したがって,このポテンシャルはFeのマルテンサイト変態の研究には適していない。

シソーラス用語： 計算機シミュレーション ,  分子動力学 ,  *原子間ポテンシャル ,  *鉄 ,  α相 ,  γ相 ,  結晶格子 ,  不安定性 ,  *相変態 ,  BCC金属 ,  FCC金属 ,  結晶構造 ,  非平衡状態 ,  自由エネルギー ,  数値解析 ,  格子欠陥 ,  結晶核形成 ,  加熱 ,  冷却 ,  マルテンサイト変態
準シソーラス用語： 原子シミュレーション ,  原子埋込法

分類 (1件)： 金属相変態  (CB03020W)

タイトルに関連する用語 (4件)： 原子シミュレーション ,  Fe ,  格子不安定性 ,  相変態