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J-GLOBAL ID：201702211211527967   整理番号：17A0041185

図書館における学生の行動とその行動に関係する環境の要素-フォーカス・グループ・インタビューによる探索的調査-

Factors that influence students’ behavior in an academic library: A qualitative study using focus group interviews

著者 (7件)： 谷奈穂 (千葉大 図書館) ,  竹内茉莉子 (千葉大 図書館) ,  池尻亮子 (千葉大 図書館) ,  丸茂里江 (千葉大 図書館) ,  庄司三千子 (千葉大 図書館) ,  國本千裕 (駿河台大) ,  白川優治 (千葉大)
資料名： 大学図書館研究  (Journal of College and University Libraries)
号： 104  ページ： 55-66  発行年： 2016年11月28日 
JST資料番号： G0774B  ISSN： 0386-0507  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 千葉大学附属図書館は,2012年,図書館付設型ラーニング・コモンズを含む建物を増築し,新しい学習環境を整備した。本稿は,この環境における学生の行動と,行動に関係する環境の要素を,フォーカス・グループ・インタビューによる調査で明らかにしたものである。調査で得られた発言をもとに,学生の行動を12通りに分類し,環境の要素を3種類導き出した。行動と環境との関連を分析したところ,学生の行動の幅を制限しない空間設計や設備を備えた環境が,行動を促すことが明らかになった。更に,学生の行動は,他の学生の様子や学生自身が環境に抱くイメージによって影響されることも見えてきた。(著者抄録)

シソーラス用語： *大学図書館 ,  学習 ,  大学生 ,  *図書館利用 ,  実態調査 ,  意識調査 ,  面接調査 ,  設計 ,  図書館設備 ,  空間デザイン
準シソーラス用語： 学習環境 ,  ラーニングコモンズ ,  *学習行動 ,  *フォーカスグループインタビュー ,  空間設計

分類 (1件)： 図書館一般  (AC09010C)

引用文献 (19件)：

• 千葉大学アカデミック・リンク・センター.′′アカデミック・リンクとは?′′,http://alc.chiba-u.jp/concept.html#about,(参照 2015-08-26)
• 千葉大学アカデミック・リンク・センター.′′評価委員会報告′′.http://alc.chiba-u.jp/assessment_committee.html,(参照 2015-08-26)
• フォーカス・グループ・インタビューによる調査の事例としては例えば次の2つが挙げられる。上岡,真紀子.慶應義塾大学における利用者調査の事例(〈特集〉利用者調査).情報の科学と技術. 2008,vol.58,no.6,p.278-284. Nancy Fried Foster, Susan Gibbons, eds.. Studying students : the Undergraduate Research Project at the University of Rochester. Chicago, Association of College and Research Libraries, 2007, 90p.
• Nancy Van Note Chism. ′′Chapter 2: Challenging Traditional Assumptions and Rethinking Learning spaces′′. Learning spaces. Diana G. Oblinger. EDUCAUSE, 2006, p.2.4. http://www.educause.edu/research-and-publications/books/learning-spaces, (accessed 2015-08-26).
• 千葉大学アカデミック・リンク・センター.′′コンセプトブック′′.http://alc.chiba-u.jp/concept/ALC-_ConceptBook_small.pdf,(参照 2015-08-26)

タイトルに関連する用語 (10件)： 図書館 ,  学生 ,  行動 ,  環境 ,  要素 ,  フォーカス ,  グループ ,  インタビュー ,  探索 ,  調査