抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】維持血液透析(MHD)患者における不安状態に及ぼす耳穴圧迫法の影響を観察する。同時に,患者の介入前後の不安スコアの変化と尿素クリアランス指数(Kt/V),ヘモグロビン(Hb),血清アルブミン(Alb),カルシウム・リンの積(Ca×P)などの指標の相関性を検討した。方法:2016年3月から10月にかけて、東直門病院透析室でMHDを行った患者計44例を選択し、無作為に2群に分け、交差試験設計を採用し、2つの治療段階に分け、各段階の時間は6週間であった。治療群(22例)は通常の血液透析治療に基づいて耳穴圧迫法による介入し、対照群(22例)は通常の血液透析治療を行い、第一段階の終了後4週間の洗浄を経て、二つの群を交叉し、第二段階の治療を開始した。治療前、第一段階の治療後、溶出末期及び第二段階の治療後、両グループの患者に対してハミルトン不安尺度(HAMA)採点を行い、採点の減分率を治療効果の評価基準とし、同時に患者の治療前後のKt/V、Hb、Alb、Ca×Pなどの指標を観察した。HAMAスコアの変化と相関性があるかどうかを分析した。結果:治療群におけるHAMAスコアは,治療前のそれと比較して有意に減少した(t=0.575,P<0.01)が,対照群の治療前後のHAMAスコアには有意差はなかった(t=0.770,P>0.05)。治療前後のHAMAスコアとKt/Vの間に有意な相関はなく(P>0.05),Hb,Albと負の相関があった(P<0.05)が,Ca×Pと正の相関があった(P<0.05)。すなわち,Ca×P値は増加し,HAMAスコアは増加し,相関は統計的に有意であった(P<0.05)。治療群の総有効率は88.6%であった。結論:耳穴圧丸法はMHD患者の焦慮状態をある程度改善することができ、しかもHAMA採点の変化はHb、Alb及びCa×P値と相関性がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】