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J-GLOBAL ID：201702211231872289   整理番号：17A0748709

S6蛋白質キナーゼはゴキブリBlattella germanicaにおける幼若ホルモンおよびビテロゲニン産生を活性化する【Powered by NICT】

S6 protein kinase activates Juvenile Hormone and vitellogenin production in the cockroach Blattella germanica

著者 (3件)： Abrisqueta Marc (Institut de Biologia Evolutiva (CSIC-Universitat Pompeu Fabra), Barcelona, Spain) ,  Sueren-Castillo Songuel (Institut de Biologia Evolutiva (CSIC-Universitat Pompeu Fabra), Barcelona, Spain) ,  Maestro Jose L. (Institut de Biologia Evolutiva (CSIC-Universitat Pompeu Fabra), Barcelona, Spain)
資料名： Physiological Entomology  (Physiological Entomology)
巻： 42  号： 1  ページ： 10-16  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0514B  ISSN： 0307-6962  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 栄養状態は,TOR(ラパマイシンの標的)とインスリン受容体シグナル伝達経路を介して,成長及び発達のような異なる過程を調節する。リボソームS6蛋白質キナーゼ(S6K)は,両経路の下流要素である。チャバネゴキブリBlattella germanica(L.)由来のcDNAを用いて,二S6Kイソ型(BgS6K)がクローニングされている。長イソ型は22 アミノ酸重複の挿入による短いものとは異なる,重要なリン酸化位置を含むThr~390。この結果として,長いアイソフォームは,新しい潜在的調節りん酸化部位を示した。両BgS6Kイソ型のRNA干渉ノックダウンは,最終若虫齢の長さの増加を誘導し,アラタ体における幼若ホルモン生合成経路の酵素の数,脂肪体におけるビテロゲニンm RNAレベルと基底卵母細胞長のmRNAレベルの減少を示した。BgS6Kは若虫発育に重要であり,雌成虫における幼若ホルモン合成とビテロゲニン生成の完全な誘導に必要である。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 脂肪体 ,  リン酸化 ,  インスリン受容体 ,  cDNA ,  *幼若ホルモン ,  mRNA ,  RNA干渉 ,  *タンパク質キナーゼ ,  成虫 ,  *ビテロゲニン ,  *チャバネゴキブリ ,  卵母細胞
準シソーラス用語： アイソフォーム ,  リボソーム蛋白質S6キナーゼ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： Blattella germanica ,  インシュリン ,  幼若ホルモン ,  栄養シグナル伝達 ,  S6K ,  TOR ,  ビテロゲニン

分類 (2件)： 動物生理一般  (EJ02010E) ,  無脊椎動物ホルモン  (EB08080V)

タイトルに関連する用語 (6件)： 蛋白質キナーゼ ,  ゴキブリ ,  Blattella ,  幼若ホルモン ,  ビテロゲニン ,  活性化