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J-GLOBAL ID:201702211292136915   整理番号:17A0522354

癌温熱治療のためのグリシン官能化LSMOナノ粒子の向上したコロイド安定性と加熱能力に関する研究

Studies on enhanced colloidal stability and heating ability of glycine functionalized LSMO nanoparticles for cancer hyperthermia therapy
著者 (6件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 1598-1608  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0785A  ISSN: 1144-0546  CODEN: NJCHE5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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磁性ナノ粒子は,癌治療において潜在的な進歩をもたらす。本研究では,La0.7Sr0.3MnO3(LSMO)ナノ粒子を容易な燃焼法により合成した。グリシンの新しい二重層被覆を安定化のため使用した。調製したままの単層および二層被覆ナノ粒子は,X線回折法,Fourier変換赤外分光法,透過電子顕微鏡法,動的光散乱,ζ電位測定および振動試料磁気測定によって特性化した。二層被覆LSMOの水性懸濁液は,長期間後でも良好なコロイド安定性を示した。磁気測定は,LSMO磁性ナノ粒子の超常磁性挙動を意味する室温での無視できる保磁力及び残留磁化値を示した。これらの磁性ナノ粒子の比吸収率は,リン酸緩衝食塩水(PBS),グルコース,NaClおよびウシ血清アルブミン(BSA)蛋白質などの異なる生理学的媒体において26~75Wg-1であり,それらの値は交流(AC)磁場下での癌細胞の温熱治療に適切である。単層及び二層グリシンで被覆した磁性ナノ粒子の細胞毒性は,MCF-7細胞培養で研究し,MCF-7乳癌細胞に対するこれらのナノ粒子の細胞生存率は,単層および非官能化LSMOナノ粒子と比較して著しく向上している。向上した細胞生存率および向上した比吸収率を有するこのようなナノ粒子は,癌腫の細胞内温熱治療における使用に大きな明るい見通しをもっている。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
分類
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腫ようの実験的治療  ,  医用素材  ,  磁性体測定技術・装置 

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