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J-GLOBAL ID：201702211363079807   整理番号：17A1988661

マウスにおける腎虚血再灌流障害に対するフマル酸ジメチルの保護作用とその機序【JST・京大機械翻訳】

Protective effects of dimethyl fumarate on renal ischemia-reperfusion injury in mice and its mechanisms

著者 (3件)： Xu Zhen (南京医科大学第一附属医院泌尿外科,江蘇南京,210029) ,  Han Peng (南京医科大学第一附属医院泌尿外科,江蘇南京,210029) ,  Zhang Wei (南京医科大学第一附属医院泌尿外科,江蘇南京,210029)
資料名： Xiandai Miniao Waike Zazhi  (Xiandai Miniao Waike Zazhi)
巻： 22  号： 8  ページ： 621-624  発行年： 2017年 
JST資料番号： C3341A  ISSN： 1009-8291  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 目的:マウスの腎臓虚血再灌流障害におけるフマル酸ジメチル(DMF)の保護作用及び可能な機序を検討する。【方法】マウスをランダムに3つの群に分割した(n=8)。偽手術群(S群)、虚血再灌流群(IR群)及びDMF前処置群(DMF群)、IR群及びDMF群において腎臓IRモデルを作製し、再灌流24時間後に血清及び腎臓組織を収集し、血清クレアチニン(SCr)及び尿素窒素(BUN)値を測定した。腎臓組織の形態学的変化を評価した。腎臓組織におけるマロンジアルデヒド(MDA)の含有量とスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)の活性を測定した。腎臓組織におけるE2関連因子2(Nrf2)およびヘムオキシゲナーゼ-1(HO-1)蛋白質の発現を,ウエスタンブロット法によって検出した。【結果】IR群におけるSCrとBUNは,S群[(143.17±14.18)μmol/L,(26.52±3.56)mmol/L対(24.50±5.54)μmol/L]より有意に高かった。(8.25±2.14)mmol/Lであった(P<0.01)。DMF群におけるSCrとBUNは,IR群[(81.83±9.39)μmol/L,(18.62±2.75)mmol/L対(143.17±14.18)μmol/L]より低かった。(26.52±3.56)mmol/L(P<0.01);IR群と比較して、DMF群の組織形態学的損傷は軽かった(P<0.01)。DMF群における過酸化損傷指数(MDA)は,IR群[(3.55±0. 48)μmol/g vs.(5.48±0.70)μmol/g]より低かった(P<0.01)。抗酸化酵素のSODレベルは,IR群[(35.02±4.13)kU/g vs.(23.80±4.36)kU/g]より高く(P<0.01),DMF群におけるNrf2およびHO-1蛋白質の発現はIR群よりも高かった(P<0.05)。そのメカニズムはNrf2/HO-1経路を活性化し、腎臓の抗酸化ストレス能力を向上させることに関連している可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ウェスタンブロット法 ,  スーパーオキシドジスムターゼ ,  タンパク質 ,  *保護作用 ,  *再潅流 ,  前処理 ,  ヘムオキシゲナーゼ ,  血清 ,  酸化防止 ,  免疫抑制薬 ,  脂肪族カルボン酸 ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  カルボン酸エステル ,  ジカルボン酸
準シソーラス用語： ヘムオキシゲナーゼ1 ,  抗酸化酵素 ,  NFE2関連因子2 ,  *虚血再潅流 ,  *再潅流障害 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： dimethyl fumarate ,  renal ,  ischemia-reperfusion injury ,  Nrf2

分類 (5件)： 消化器作用薬の基礎研究  (GW09010Q) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  消化器の基礎医学  (GH01020E) ,  植物の生化学  (EH01050J) ,  生薬の薬理の基礎研究  (GX06020J)

物質索引 (1件)： フマル酸ジメチル

タイトルに関連する用語 (4件)： マウス ,  腎虚血再灌流障害 ,  フマル酸ジメチル ,  保護作用