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J-GLOBAL ID:201702211436492543   整理番号:17A1719573

急性肺損傷のリポ多糖類(LPS)-刺激されたRAW264.7マクロファージおよびLPS誘発マウスモデルにおけるPaulownia tomentosa Steud.の幹の皮の抗炎症効果【Powered by NICT】

Anti-inflammatory effect of stem bark of Paulownia tomentosa Steud. in lipopolysaccharide (LPS)-stimulated RAW264.7 macrophages and LPS-induced murine model of acute lung injury
著者 (8件):
資料名:
巻: 210  ページ: 23-30  発行年: 2018年 
JST資料番号: T0042A  ISSN: 0378-8741  CODEN: JETHDA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Paulownia tomentosa Steud.の葉,樹皮および花は炎症性および感染性疾患を治療するための東アジアにおける伝統的な薬として広く使用されている。リポ多糖類(LPS)誘導急性肺障害(ALI)の動物モデルを用いてP.tomentosaの幹樹皮メタノール抽出物の保護効果を調べた。P.tomentosa樹皮のメタノール抽出物のためのUPLC Q-TOF-MSプロファイルは,ベルバスコシド及びイソベルバスコシドは,支配的な化合物であることを示した。生264.7細胞はin vitroでサイトカイン産生の阻害効果のために使用した。C57BL/6NマウスはALIを誘導するLPS(10mg/マウス)を鼻腔内投与した。HE染色は肺における組織学的変化を評価した。P.tomentosa樹皮抽出物(PTBE)による処理は,LPSで刺激したRAW-264.7マクロファージにおけるIL-6とTNF-αの産生,およびLPS誘発性ALIを有するマウスのBALF中の好中球とマクロファージの動員を抑制した。PTBEは,BALF中の活性酸素種(ROS)と炎症性サイトカインのレベルを低下させた。PTBEは血清中の一酸化窒素(NO)とALIマウスの肺における誘導型一酸化窒素シンターゼ(iNOS)のレベルを低下させた。PTBEは炎症性細胞の浸潤と肺における単球走化性蛋白質-1(MCP 1)の発現を減弱させた。さらに,PTBEはNF-κBの活性化と肺におけるスーパーオキシドジスムターゼ3(SOD3)の減少した発現を抑制した。結果はPTBEはLPS誘発性ALIに対して保護作用を有することを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消炎薬の基礎研究  ,  生薬の薬理の基礎研究 

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