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J-GLOBAL ID：201702211440704378   整理番号：17A1629463

非ビタミンK拮抗薬経口抗凝固薬を服用している患者における消化管出血のリスク:系統的レビューとメタ分析【Powered by NICT】

Risk of Gastrointestinal Bleeding in Patients Taking Non-Vitamin K Antagonist Oral Anticoagulants: A Systematic Review and Meta-analysis

著者 (6件)： Miller Corey S. (Internal Medicine Residency Training Program, Department of Medicine, McGill University, Montreal, Canada) ,  Dorreen Alastair (Division of Gastroenterology, Dalhousie University, Halifax, Nova Scotia, Canada) ,  Martel Myriam (Department of Epidemiology and Biostatistics and Occupational Health, McGill University, Montreal, Canada) ,  Huynh Thao (Division of Cardiology, McGill University Health Center, McGill University, Montreal, Canada) ,  Barkun Alan N. (Department of Epidemiology and Biostatistics and Occupational Health, McGill University, Montreal, Canada) ,  Barkun Alan N. (Division of Gastroenterology, McGill University Health Center, McGill University, Montreal, Canada)
資料名： Clinical Gastroenterology and Hepatology  (Clinical Gastroenterology and Hepatology)
巻： 15  号： 11  ページ： 1674-1683.e3  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3126A  ISSN： 1542-3565  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 非ビタミンKアンタゴニスト経口抗凝血薬(NOACs)は静脈血栓塞栓症の予防と治療および心房細動患者における脳卒中の予防には便利で効果的であった。しかし,これらの薬剤は胃腸(GI)出血のリスク増加と関連している。これら薬剤を服用している患者における消化管出血のリスクを決定するための系統的レビューとメタ分析を実施した。承認された適応のための従来の抗凝固薬とNOACを比較した無作為化試験のための2016年1月によるEMBASE,Medline,Cochrane,ISI Web知識データベースを検索した。メタ分析を行い,95%信頼区間(CI)でオッズ比(OR)を報告した。主要評価項目は,主要な消化管出血した。二次転帰は臨床的に関連するnonmajor出血と上部および下部消化管出血を含んでいた。個々の薬剤による解析事前サブグループを行った。著者らの分析は,全43件の無作為化試験の166,289人の患者を含んでいた。NOACと大量出血(1.5%対1.3%,それぞれ;OR,0.98;95%CI0.80 1.21),臨床的に意義のあるnonmajor出血(0.6%対0.6%,それぞれ;OR,0.93;95%CI0.64 1.36),上部消化管出血(1.5%対1.6%,それぞれ;OR,0.96;95%CI0.77 1.20),または下部消化管出血(1.0%対1.0%,それぞれ;OR,0.88;95%CI0.67 1.15)のリスクにおける従来の抗凝固剤ではなかった。ダビガトラン(2.0%対1.4%,それぞれ;OR,1.27;95%CI1.04 1.55)とリバロキサバン(1.7%対1.3%;OR=1.40;95%CI1.15 1.70)は,従来の抗凝固療法と比較した主要な消化管出血のオッズ増加と関連したが,差はアピキサバン(0.6%対0.7%,それぞれ;OR,0.81;95%CI0.64 1.02)またはエドキサバン(1.9%対1.6%であった;OR,0.93;95%CI0.78 1.11)では見られなかった。これらサブグループの発見は,他の感度分析では観察されなかった。系統的レビューとメタ分析では,NOACと従来の抗凝固療法間で類似しているへの主要な消化管出血のリスクを見出した。が,ダビガトランとリバロキサバンは主要な消化管出血のオッズ増加と関連する可能性がある。NOAC間の消化管出血リスクを特性化するために必要である高品質研究。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *出血 ,  抗凝固療法 ,  評価基準 ,  *患者 ,  *メタ分析 ,  *抗凝固薬 ,  心房細動 ,  *胃腸出血 ,  脳卒中 ,  *システマティックレビュー ,  ランダム化比較試験
準シソーラス用語： NOAC ,  静脈血栓塞栓症 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： Hemorrhage ,  新しい抗凝固薬 ,  DOAC

分類 (2件)： 循環系疾患の薬物療法  (GJ05020M) ,  血液・体液作用薬の臨床への応用  (GW14020X)

物質索引 (2件)： リバロキサバン ,  ダビガトラン

タイトルに関連する用語 (8件)： ビタミンK拮抗薬 ,  経口抗凝固薬 ,  服用 ,  患者 ,  消化管出血 ,  リスク ,  系統的レビュー ,  メタ分析