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J-GLOBAL ID:201702211443538285   整理番号:17A0486414

地震波形収録装置のデジタルフィルタによる信号遅延の計測

著者 (2件):
資料名:
号: 22  ページ: 1-6  発行年: 2017年03月06日 
JST資料番号: L3177A  ISSN: 1342-6486  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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地震波形のデジタル化にあたって現在多く利用されるAD変換器では,デルタ・シグマ型の変換方式が使われている。この方式では量子化は1ビットでしかなく,相当するダイナミックレンジは7.8dBである。そこで,実用的なダイナミックレンジを獲得するためにオーバーサンプリングが用いられ,実用帯域における複数ビットを得るためにはローパスフィルタが必要となる。このとき,信号遅延が発生するが,この遅延はソフトウェア的に補正される。本稿では,この方式を使った7種類の地震波形収録装置を取り上げ,矩形波を入力したとき,出力される矩形信号の立ち上がり時刻の遅延量を計測した。7機種の中には,立ち上がりが正秒よりも最大30ミリ秒先行する機種も存在し,もっとも遅い機種との差は最大で50ミリ秒に達した。これは例えば地震波干渉法などの波形解析においては無視できない差であり,実験結果に基づいた補正が必要となる。
シソーラス用語:
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分類 (1件):
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地震学一般 
引用文献 (2件):
タイトルに関連する用語 (5件):
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