文献

J-GLOBAL ID：201702211449281425   整理番号：17A1077407

ナノ流体を用いた円管熱交換器中のエントロピー生成:異なるモデリング手法の効果

Entropy Generation in a Circular Tube Heat Exchanger Using Nanofluids: Effects of Different Modeling Approaches

著者 (6件)： RASHIDI Mohammad Mehdi (Shanghai Key Lab of Vehicle Aerodynamics and Vehicle Thermal Management Systems, Shanghai, CHN) ,  RASHIDI Mohammad Mehdi (ENN-Tongji Clean Energy Inst. of Advanced Studies, Shanghai, CHN) ,  NASIRI Mohammad (Engineering Fac. of Tabriz Univ., Tabriz, IRN) ,  SHADLOO Mostafa Safdari (Normandie Univ., St. Etienne du Rouvray, FRA) ,  YANG Zhighang (Shanghai Key Lab of Vehicle Aerodynamics and Vehicle Thermal Management Systems, Shanghai, CHN) ,  YANG Zhighang (ENN-Tongji Clean Energy Inst. of Advanced Studies, Shanghai, CHN)
資料名： Heat Transfer Engineering  (Heat Transfer Engineering)
巻： 38  号： 9-12  ページ： 853-866  発行年： 2017年07月 
JST資料番号： C0903A  ISSN： 0145-7632  CODEN： HTEND2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,水/TiO₂ナノ流体の強制対流に対して,単相および二相モデリング手法を比較した。検討対象モデルは直線円柱で,直径8.13mm,長さ1.5mで, TiO₂ナノ粒子は直径20~40nmの球状,体積率0~4%とした。Re数が9000~21000の範囲で,長さにわたる熱流束が一様とした。単相および3種類の二相手法の,熱伝達と流れ場推定のために,CFD手法が使用された。PEC(性能評価基準指数)に対して得られた結果は,熱および乱流散逸に対するエントロピー生成値が,単相および混合モードに,非常に近いことを示した。調査結果は,CFD手法に関係なく,純水と比してナノ流体のエントロピー生成値が同一であることを示したが,ナノ粒子径が増すと,モデル間の差が現れ,VOFモデルは,ナノ粒子体積率が増すときに,他モデルに比して,熱エントロピーを過大評価または過小評価する場合があることが示された。

シソーラス用語： 乱流モデル ,  熱力学第二法則 ,  流体 ,  境界条件 ,  混合 ,  流動解析 ,  *ナノ粒子 ,  酸化チタン ,  *エントロピー ,  *モデリング
準シソーラス用語： k-ε乱流モデル ,  VOF法 ,  ナノ流体 ,  単相流

分類 (1件)： 熱交換器,冷却器  (PA03020G)

タイトルに関連する用語 (6件)： ナノ流体 ,  円管 ,  熱交換器 ,  エントロピー生成 ,  モデリング ,  手法