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J-GLOBAL ID:201702211493855151   整理番号:17A0400675

イソタクチックポリプロピレンのメソ相単斜晶系相転移に対する新しいモデル【Powered by NICT】

A new model for mesomorphic-monoclinic phase transition of isotactic polypropylene
著者 (4件):
資料名:
巻: 108  ページ: 242-250  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0472B  ISSN: 0032-3861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,Fourier変換赤外分光法,シンクロトロン小角及び広角X線散乱はメソ相単斜晶相転移中の立体配座再編成を引き起こす根底にあるメカニズムを明らかにした。結果は,立体配座再構成は50°Cから130°Cに発生し,800と841cm~ 1での立体配座赤外バンドによって証明されたことを示した。立体配座再構成は密度ゆらぎがすぐに増加したではなく直ちに相転移を誘導した。長周期は80°Cから急速に増加し始めた時のみ,相転移が発生。これは鎖内立体配座秩序化は結晶秩序の前に生じたことを示した。さらに,長周期の温度依存性は相転移前後で変化し,鎖滑りが相転移に対する主たる駆動力よりもむしろ単茎の巻き戻しおよび翻訳したことを意味している。得られた新しい情報によって,相転移のための二段階モデルを提案した。一本鎖束内で,逆の左右像をもつ二つの隣接ヘリックスはより高い密度を持つ二重螺旋への連動と,鎖滑りの助けを借りて反対方向に沿って移動する時の全幹お互いに拡大を促す,ヘリックスステムの秩序化した配列をもたらした。その後,一本鎖クラスタが合体し,鎖間結晶秩序をもたらした。新しいモデルは中間相iPPに関連する現象を理解するために有用である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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高分子の立体構造 
タイトルに関連する用語 (5件):
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