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J-GLOBAL ID:201702211513800045   整理番号:17A1506758

Wnt/β-カテニンシグナル伝達経路の阻害によるTelectadium dongnaienseとその成分の細胞毒性活性【Powered by NICT】

Cytotoxic activities of Telectadium dongnaiense and its constituents by inhibition of the Wnt/β-catenin signaling pathway
著者 (10件):
資料名:
巻: 34  ページ: 136-142  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1767A  ISSN: 0944-7113  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Wnt/βカテニンシグナル伝達経路はヒト結腸癌の治療のための潜在的標的である。このように,細胞増殖とWntシグナル伝達に及ぼす様々な植物抽出物の阻害効果はWntシグナル伝達阻害剤を発見するために評価した。Telectadium dongnaiense樹皮(TDB)からのメタノール抽出物のWnt経路に関与する細胞毒性を調べ,バイオアッセイガイド下分画によってその生物活性成分を同定することを目的とした。スルホローダミンBに基づく増殖アッセイとβ-カテニン/TCF応答レポーター遺伝子分析は,スクリーニングシステムとして使用した。化合物の分離と同定は分光学的方法に基づいて解明した。Wnt標的遺伝子の発現レベルに及ぼす阻害効果はリアルタイムPCRとウェスタンブロットにより測定した。TDBの抽出物は細胞増殖とTOPflash活性(IC_50=1.5と2.0μg/ml),Wnt標的遺伝子の発現に対する阻害効果と相関していたを最も強く阻害した。三主要化合物は生物活性画分から単離し,1,4 ジカフェオイルキナ酸(1),クエルセチン3 ルチノシド(2),とperiplocin(3)と同定した。化合物3は抗増殖活性(IC_50=0.06μM)を示し,HCT116結腸癌細胞におけるWntシグナル伝達阻害効果を示した。TDB抽出物とその成分の細胞毒性特性の理解に寄与し,その更なる応用のための強力な戦略を提供した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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生薬の薬理の基礎研究  ,  植物の生化学  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
タイトルに関連する用語 (5件):
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