抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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八千代工業の管理・間接部門における改善活動を紹介した。当社は,部品事業と完成者事業の双方から自動車づくりに取り組んでいる。生産現場とは異なり,管理・間接部門では改善意識の薄い状況が続いていたが,2009年,トップダウンによりHIT技法の導入が決定した。システム科学の指導の下,拠点ごとに個人業務の改善を中心とした基本活動と,部門業務の改善を中心とした専用活動を展開した。さらに人材育成法に,可視経営協会が主催する業務革新士と事務革新士の試験を経てカウンセル資格を取得するようにし,その後全社的な自立推進活動を展開した。また,活動の中で抽出した部門横断型の改善改革テーマは,BPR活動として,業務改善・改革とともにIT化のテーマとして活動してきた。本稿では,HIT活動とICT教育との連携,HIT認定制度と社内資格との連動,海外拠点での情報システム導入におけるHIT活用について紹介した。