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J-GLOBAL ID：201702211670762497   整理番号：17A0900669

O2O環境における消費者起点のマーケティング戦略に関する考察 消費者の情報化を活用したサービス・デリバリー・システム拡張による差別化戦略

著者 (1件)： 金森孝浩 (横浜商大)
資料名： 日本経営システム学会誌  (Journal of Japan Association for Management Systems)
巻： 34  号： 1  ページ： 1-7  発行年： 2017年07月15日 
JST資料番号： L7168A  ISSN： 0918-8282  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,モバイルコンピューティングの進展により,消費者はオンライン環境でもオフライン環境でも自身のニーズを満たし,消費者が縦横無尽に意思決定するO2O(Online to OfflineまたはOffline to Online)環境が到来した。O2O環境は,消費者の情報化によってもたらされている。消費者の情報化とは,消費者が,様々な情報通信機器を使い,自律的な消費をすることをいう。これにより企業は消費者の現時点のニーズや状態などをリアルタイムに捕捉可能になる。本稿では,消費者の情報化を活用することで企業は,サービス・デリバリー・システムを拡張できることを明示した。これにより企業は,消費者の入手困難性を解消でき,消費者の必要とするタイミングで財(商品・サービス)を提供することは,消費者にとっての魅力度を高め,他社との差別化に貢献することを明らかにした。(著者抄録)

シソーラス用語： *市場戦略 ,  消費者志向 ,  購買 ,  電子商取引 ,  *マーケティング ,  *配送 ,  *サービス ,  情報化社会 ,  プラットフォーム【通信】
準シソーラス用語： インターネットショッピング ,  サービスデリバリープラットフォーム ,  デリバリー ,  消費者ニーズ ,  情報化

分類 (1件)： マーケティング  (KA06020W)

引用文献 (8件)：

• 金森孝浩:O2O環境における先進事例をもとにしたマーケティング戦略に関する考察-消費者の情報化を活用した戦略プロセス形成にむけて-, 日本経営システム学会学会誌,Vol.32, No1. pp.27-34,2015
• Porter, M. E.:Strategy and the Internet, Harvard Business Review, March 2001, Harvard Business School Publishing, pp.62-78(藤川佳則監訳,沢崎冬日訳:戦略の本質は変わらない:インターネットでいかに優位性を実現するか.DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー,2001年5月号,pp.52-77, ダイヤモンド社,2001)
• 楠木建:次元の見えない差別化-脱コモディティ化の戦略を考える,一橋ビジネスレビューSPR,pp.6-24,2006
• 藤川佳則:脱コモディティ化のマーケティング-顧客が語れない潜在需要を掘り起こす,一橋ビジネスレビュー,SPR,pp.66-78,2006
• 川上智子:非顧客戦略による市場ドライブ型市場志向の実現,マーケティングジャーナル,Vol.33, No.2, pp.5-18,2013

タイトルに関連する用語 (12件)： O2O ,  環境 ,  消費者 ,  起点 ,  マーケティング戦略 ,  情報化 ,  活用 ,  サービス ,  デリバリー ,  拡張 ,  差別 ,  戦略