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J-GLOBAL ID:201702211689855629   整理番号:17A1565629

健康および精神疾患条件における脳機能と行動に及ぼすインターロイキン1β多型の影響【Powered by NICT】

Effects of interleukin-1beta polymorphisms on brain function and behavior in healthy and psychiatric disease conditions
著者 (2件):
資料名:
巻: 37  ページ: 89-97  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0733A  ISSN: 1359-6101  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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炎症の重要なメディエーターであるインターロイキン1β(IL1B)の高レベルは,記憶および気分調節において重要な役割を果たし,特に海馬における,脳で発現している。脳では,IL1Bはニューロン増殖,分化,アポトーシス,及び長期増強などの無数の影響を発揮する。脳におけるその多面的効果を考慮して,IL1Bはさまざまな精神障害と同様に健常者における認知機能の病因に関与している。IL1Bは健常者における精神疾患だけでなく,脳機能の研究のための候補遺伝子と考えられている。IL1Bの多型は,刺激に応じて種々の発現レベルとの関連において記述した。本レビューでは,IL1Bの遺伝的影響,大うつ病性障害,双極性障害,統合失調症,アルツハイマー病などの精神疾患だけでなく,正常人の認知機能に関係するに関する以前の研究を述べた。多くの報告は,IL1Bの遺伝的影響または精神疾患におけるその表現型の役割の可能性を示したが,いくつかの報告はこれらの所見を確認できなかった。IL1B放出が炎症反応や心理的ストレスにより仲介される,多数の免疫成分を含む免疫反応のカスケードをもたらした。精神疾患と脳機能に対するIL1Bの遺伝的影響をさらに調査するために,遺伝子-遺伝子および遺伝子-環境相互作用も考慮すべきである。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
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精神科の基礎医学  ,  生物学的機能  ,  遺伝子発現  ,  神経の基礎医学  ,  精神科の臨床医学一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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