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J-GLOBAL ID：201702211708539979   整理番号：17A1482232

遅延反応の前頭前野皮質GABA作動性およびNMDAグルタミン酸作動性調節【Powered by NICT】

Prefrontal cortical GABAergic and NMDA glutamatergic regulation of delayed responding

著者 (2件)： Auger Meagan L. (Department of Psychology and Djavad Mowafaghian Centre for Brain Health, University of British Columbia, Vancouver, B.C. V6T 1Z4 Canada) ,  Floresco Stan B. (Department of Psychology and Djavad Mowafaghian Centre for Brain Health, University of British Columbia, Vancouver, B.C. V6T 1Z4 Canada)
資料名： Neuropharmacology  (Neuropharmacology)
巻： 113  号： PA  ページ： 10-20  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0537A  ISSN： 0028-3908  CODEN： NEPHBW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： NMDAグルタミン酸作動性およびGABA作動性伝達は,前頭前野皮質(PFC)により媒介される作業記憶機能の調節に関与してしていると,これらの神経伝達物質系における摂動は統合失調症で観察されたこれらの機能の欠損の基礎をなすが提案されている。ここで著者らは,ヒトを用いた作業記憶課題への翻訳関連遅延応答パラダイムにラットの内側PFC内のGABA作動性またはNMDAグルタミン酸作動性伝達を破壊することの結果を検討した。オペラント位置タスクに非マッチ遅延は試料相(1つのレバー拡張)と選択相で構成されていたラットは反対のレバー,可変遅延(1 24 s)によって分離を選択する必要であった。よく訓練されたラットにおいて,GABA作動薬バクロフェン/muscimol(100ng)の注入によるPFCの不活性化が遅延非依存障害を誘導した。GABA-A受容体きっ抗薬ビククリン(12.5 50 ng)を低下させるPFC GABA伝達も遅延に依存しない障害を引き起こし,試料と末端の遅延相中試験省略と反応潜時を増加させた。一方,MK-801(3 6 μg)とPFC NMDA受容体の非選択的遮断は性能を破壊したが,これらの効果は遅延依存性悪化に良く似ている。しかし,Ro-25 6981(2.5 μg)とGluN2B含有NMDA受容体の選択的遮断は性能の測度に影響しなかった。これらの結果から,無傷PFC GABAおよびNMDA受容体シグナル伝達の両方が正確な遅延応答に対する積分ことを示した,それらは作動記憶の符号化と保全情報を特異的に調節する可能性がある。さらにそれらはPFC内のこれらの神経化学的信号の両方の摂動は統合失調症で観察された作業記憶障害に特異的に寄与する可能性があることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 統合失調症 ,  不活性化 ,  ヒト ,  NMDA受容体 ,  オペラント行動 ,  *前頭前野 ,  符号化 ,  受容体 ,  神経伝達物質 ,  GABA作動薬 ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  ジカルボン酸 ,  第一アミン ,  第二アミン ,  アミノカルボン酸
準シソーラス用語： 神経化学 ,  作動記憶 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： ガンマ-アミノ酪酸 ,  NMDA受容体 ,  前頭前野皮質 ,  作業記憶 ,  GluN2B ,  統合失調症

分類 (2件)： 細胞膜の受容体  (EF04030C) ,  神経の基礎医学  (GN01020W)

物質索引 (3件)： グルタミン酸 ,  NMDA ,  GABA

タイトルに関連する用語 (5件)： 前頭前野皮質 ,  GABA ,  NMDA ,  グルタミン酸 ,  調節