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J-GLOBAL ID：201702211738239086   整理番号：17A1019808

改良されたエタノール発酵のための高分子樹脂によるヘミセルロースに富むポプラ加水分解物の解毒【Powered by NICT】

Detoxification of hemicellulose-rich poplar hydrolysate by polymeric resins for improved ethanol fermentability

著者 (2件)： Yu Yang (Biorefining Research Institute, Lakehead University, Thunder Bay, Ontario P7B 5E1, Canada) ,  Christopher Lew P. (Biorefining Research Institute, Lakehead University, Thunder Bay, Ontario P7B 5E1, Canada)
資料名： Fuel  (Fuel)
巻： 203  ページ： 187-196  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0023A  ISSN： 0016-2361  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バイオマス前処理中に発生する阻害剤はバイオマス加水分解物の発酵性に負の影響を与えると発酵の前に除去する必要がある。本研究では,四種類の高分子樹脂はポプラ加水分解物から酸可溶性リグニン(A SL)を除去するそれらの能力を評価した。アンバーライトIRA-400(OH~ )とX AD-4のA SL除去能力は類似していた(それぞれ96.7%と97.3%)が,IRA-400(OH~ )処理で21%に比較してキシロ糖類(XS)の88%は,X AD-4処理で失われた。IRA-400(OH~ )は安息香酸,バニリン及び4-ヒドロキシ安息香酸のような芳香族系阻害剤の吸着にも効率的であった。連続樹脂IRA-400(OH~ )→酵素(HTec2)処理は,キシロベース炭水化物のわずか9.5%(X BC)の損失で加水分解物からのA SLの79.5%を除去した。は72時間の発酵後に95.3%の糖利用効率で41.5g/Lのエタノール力価と89.6%エタノール収率を得る加水分解物発酵性エタノールを改善した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 可溶性 ,  *ハコヤナギ属 ,  前処理 ,  *エタノール発酵 ,  リグニン ,  *解毒 ,  *発酵 ,  発酵性 ,  *ヘミセルロース ,  バイオマス ,  溶解性 ,  脂肪族アルコール ,  芳香族アルデヒド ,  フェノール類 ,  フェノールエーテル ,  芳香族カルボン酸
準シソーラス用語： 阻害剤 ,  *加水分解物 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： ヘミセルロースに富む加水分解物 ,  解毒 ,  合成ポリマ樹脂 ,  阻害剤除去 ,  エタノール発酵性

分類 (1件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

物質索引 (3件)： エタノール ,  バニリン ,  安息香酸

タイトルに関連する用語 (6件)： エタノール発酵 ,  高分子樹脂 ,  ヘミセルロース ,  ポプラ ,  加水分解物 ,  解毒