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J-GLOBAL ID:201702211759866323   整理番号:17A1967929

銀ナノ粒子はリソソームオートファジー欠陥を誘導し,A549ヒト肺腺癌細胞における転写因子EBの発現を減少させた【Powered by NICT】

Silver nanoparticles induce lysosomal-autophagic defects and decreased expression of transcription factor EB in A549 human lung adenocarcinoma cells
著者 (3件):
資料名:
巻: 46  ページ: 148-154  発行年: 2018年 
JST資料番号: T0472A  ISSN: 0887-2333  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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銀ナノ粒子(AgNPs)は,消費者や医薬関連品で広く使用されているが,AgNPは肺損傷を引き起こす機構は不明である。AgNPsは細胞に取り込まれ,オートファジー経路を介して処理した。はA549肺腺癌細胞における転写因子EB(TFEB)のオートファジーフラックスと発現に及ぼすAgNP曝露の影響を調べた。クエン酸被覆60nm AgNPsに曝露した細胞では,共焦点レーザ顕微鏡検査は,LysoTracker蛍光信号の減少とCyto-IDの増加,リソソームpHアルカリ化とオートファゴソーム形成を示したた。蛋白質p62と微小管関連蛋白質軽鎖3b II(LC3B II)はオートファジーによる分解であり,それらのレベルはAgNP量に依存して増加した。さらに,LC3B-IIにおけるAgNP誘導増加は,オートファジー阻害剤,バフィロマイシンA1による処理により増強されなかった。サイトゾル画分および核画分における蛋白質レベル,TFEB mRNAレベルはAgNPへの曝露により抑制され,TFEB発現の転写阻害を示唆した。TFEBの過剰発現はAgNP誘導LC3B-II蓄積および細胞損傷を抑制し,AgNPsによりオートファジーフラックスと細胞損傷の障害が,主に低下したTFEB発現によるものと考えられないことを示した。本研究では,AgNP誘導リソソーム機能不全はオートファジーフラックス欠陥において主要な役割を果たすことを示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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有機化合物の毒性 

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