抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2000年に町村牧場や酪農学園大学にバイオガスプラントが建設され稼働をはじめた。当初,多くの参加者はバイオガス発電を主としたプラントととらえていた。2000~2004年度に「積雪寒冷地における環境・資源循環プロジェクト研究」を北濃研センター,道立畜試,根釧農試とともに「積雪寒冷地における環境・資源循環プロジェクト研究」を開始した。別海町の施設には水素抽出の研究施設も併設された。また,2001年に帯広畜産大学で燃料電池発電施設を備えたバイオガスプラントを建設し,研究を始めた。2009年11月からは自然エネルギーを用いた発電量を全量買い取る制度として「固定価格買い取り制度」FITが導入され,バイオガスによる発電では39円/kWの価格で買い取られるようになった。しかし,バイオガスプラントの建設される地域の送電線の容量が小さく,先行している太陽光発電のその容量の殆どを使われたため,発電しても電気を送ることができない状況である。