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J-GLOBAL ID:201702211857025386   整理番号:17A0524639

固体表面と直接接触する真空蒸発可能スピンクロスオーバー錯体:ビスマスと金の比較

Vacuum-Evaporable Spin-Crossover Complexes in Direct Contact with a Solid Surface: Bismuth versus Gold
著者 (12件):
資料名:
巻: 121  号:ページ: 1210-1219  発行年: 2017年01月19日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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トリフルオロメタンスルホン酸鉄(II)[Fe(OTf)2/K(H2B(pz)2混合メタノール溶液に3,4-7,8テトラメチル-1,10-フェナントロリン(phenme4)溶液を滴下混合し,沈殿としてスピンクロスオーバー錯体[Fe(H2B(pz)2))2(phenme4)](SCOII:pz=ピラゾール)を得た。その結晶の磁化率及びMoessbauerスペクトル,水晶ガラス上の蒸着薄膜の温度依存性UV-visスペクトル,光誘起スピンクロスオーバー,Au(111)およびBi(111)上でのNEXAFS,Au(111)上でのSTM像を測定し,既報の[Fe(H2B(pz)2)2(phen](SCOI)と比較した。SCOIIは真空蒸着により表面分子層を形成したが,SCOIと同様に常温でAu(111)に蒸着した場合,4配位錯体[Fe(H2B(pz)2)2]とphenme4に解離した。しかし,Bi(111)上での蒸着膜は熱-,光-,X線-誘導スピン状態スイッチング挙動を示した。このスピン状態スイッチング挙動はSOCIでも観測され,両SOCは共にBi(111)面では本来の非解離構造が50%保持されることが示唆された。
シソーラス用語:
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分類 (4件):
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鉄の錯体  ,  錯体のMoessbauer効果  ,  物理的手法を用いた吸着の研究  ,  有機化合物の薄膜 
物質索引 (3件):
物質索引
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