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J-GLOBAL ID:201702211867843616   整理番号:17A0552001

フェノール-(アセチレン)n(n≦7)クラスタに関する理論と実験を組み合わせた研究

A combined theoretical and experimental study of phenol-(acetylene)n (n ≦ 7) clusters
著者 (5件):
資料名:
巻: 146  号: 15  ページ: 154303-154303-10  発行年: 2017年04月21日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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フェノール-(アセチレン)n(Ph(Ac)n)クラスタの構造および振動スペクトルを,理論計算と赤外(IR)分光法を組み合わせて調べた。中程度のサイズのPh(Ac)n(n=1,2,4,6,および7)クラスタの試行構造を生成するために,分子静電ポテンシャルの特長を利用した。これらの初期構造を,相関一貫性aug-cc-pVDZ(aVDZ)基底関数系を用いた二次Moller-Plesset(MP2)理論での構造最適化に用いた。報告されている極小の性質が,n=1と2に関しては全計算によるMP2/aVDZ水準の振動数の計算,n=4,6,および7に関してはグラフとベースの分子仕立てアプローチを採用して確認された。n≧4に関する複数の異性体が,互いに1 kcal mol-1のエネルギー窓内にあることが見出された。n=6および7の多くの異性体に対するMP2水準の研究の厄介さを考え,それらのエネルギーとIRスペクトルの研究にはB97-D水準の理論を用いた。エネルギー的に近い異性体の数は,nの増加とともに増大することが見られた。超音速ジェット膨張で調製されるPh(Ac)n(n=4および7)の中程度のサイズ選択IRスペクトルを,飛行時間質量分析と組み合わせた赤外-紫外(IR-UV)二重共鳴分光法で,アセチレンのC-HおよびフェノールのO-H伸縮領域で測定した。C-H伸縮バンドの非対称な線形およびO-H伸縮バンドの著しいスペクトル線広がりと弱化が,観測されたスペクトルの注目すべき特徴である。実験スペクトルにおけるこれらの発見が理論研究で説明された。狭いエネルギー範囲にある,このPh(Ac)nクラスタの低準位異性体の振動スペクトルの平均化は,O-Hバンドの広がりと弱化にかかわっていることが見出された。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子化合物  ,  錯体の赤外・Ramanスペクトル(分子) 

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