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J-GLOBAL ID:201702211943544072   整理番号:17A0412103

表面構造に及ぼすNi負荷の役割への新たな洞察とテトラブロモとテトラクロロビスフェノールAに対するnZVIの反応性【Powered by NICT】

New insights into the role of Ni loading on the surface structure and the reactivity of nZVI toward tetrabromo- and tetrachlorobisphenol A
著者 (11件):
資料名:
巻: 311  ページ: 173-182  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0723A  ISSN: 1385-8947  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ナノスケール零価鉄(nZVI)とニッケル/ナノスケール零価鉄(Ni/nZVI)二元金属粒子は周囲条件下でテトラブロモビスフェノールA(TBBPA)とテトラクロロビスフェノールA(TCBPA)脱ハロゲンを研究した。新鮮及びエージングしたナノ粒子の特性を,SEM,BET,XRD,XPS及びFTIRにより解析し,バイメタルナノ粒子は反応中に合成した粒子中のFe~0の腐食を加速することを見出した。結果は,低Ni充填量(≦0.5wt%)を有すnZVI粒子へのNiの添加は,純粋なnZVIと比較してTBBPAとTCBPAの脱ハロゲンを有意に増強することを示したが,高Ni充填量(>0.5wt%)は少ない。TBBPAとTCBPAの0.5%Ni/nZVIの観察された擬一次速度定数(k_obs)は高度に活性化された水素原子(H~*)とガルバニ電池の形成により,nZVIの反応速度よりも約27倍および20倍高く,それぞれ,3.74(±0.29)×10~ 2と0.95(±0.04)×10~ 2分~ 1であった。低いNi負荷(<0.5wt%)TBBPAとTCBPAの部分的脱ハロゲン化をもたらし,より高いNi負荷(≧0.5wt%)がとNi/nZVIは中間生成物の蓄積とビスフェノールA(BPA)に完全に変換を短縮。Ni/nZVI添加後約から 750mVの酸化還元電位(ORP)値の劇的な減少はNi/nZVIは高度な還元性条件を達成するための有効な材料であることを示した。両ORPとpHはTBBPAとTCBPA除去効率との相関傾向を示した。これはORPとpHは還元剤反応性の指標として役立つことを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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下水,廃水の化学的処理  ,  反応操作(単位反応) 
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