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J-GLOBAL ID：201702212021913961   整理番号：17A1604815

ガスクロマトグラフィ用分離キャピラリーカラム中の被覆材料としての,4重相互貫入MOF[Ni(pybz)₂]

Fourfold-Interpenetrated MOF [Ni(pybz)₂] as Coating Material in Gas Chromatographic Capillary Column for Separation

著者 (4件)： ZHANG Yan (Xinjiang Normal Univ., Urumqi, CHN) ,  WANG Li (Xinjiang Normal Univ., Urumqi, CHN) ,  YAO Ru-Xin (Shanxi Normal Univ., Linfen, CHN) ,  ZHANG Xian-Ming (Shanxi Normal Univ., Linfen, CHN)
資料名： Inorganic Chemistry  (Inorganic Chemistry)
巻： 56  号： 15  ページ： 8912-8919  発行年： 2017年08月07日 
JST資料番号： C0566A  ISSN： 0020-1669  CODEN： INOCAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 硝酸ニッケル(Ni(NO₃)₂・6H₂O)と4-(4-ピリジル)安息香酸(Hpybz)のDMF溶液から4重相互貫入ダイヤモンド型金属-有機フレームワーク(MOF)である[Ni(pybz)₂]を合成し,ガスクロマトグラフィの分離用キャピラリ内面被覆材料に適用して,X線回折(XRD),熱重量分析(TG)およびガス収着などの特性を調べ,大正準モンテカルロ法で吸着材料とMOFの相互作用を計算した。このMOFは,Niにpybzが4配位して相互に結合し,正方晶系の4回軸の相互貫入ネットワークを構成して,これを用いたガスクロマトグラフィは,アルコール,アルデヒド,ケトン,カルボン酸,エーテル,エステルおよびアミン類を良好に分離可能であった。計算と実験結果の対比から,配位子とNiの間の相互作用はvan der Waals力であることが推定できた。

シソーラス用語： *ガスクロマトグラフィー ,  *クロマトグラフ用カラム ,  *毛管カラム ,  *被覆材 ,  相互結合網 ,  *包接化合物 ,  *ニッケル錯体 ,  ニッケル化合物 ,  硝酸塩 ,  ダイヤモンド型結晶 ,  表面被覆 ,  X線回折分析 ,  熱重量分析 ,  収着 ,  *モンテカルロ法 ,  *分子間相互作用 ,  正方晶系 ,  ネットワーク構造 ,  van der Waals力 ,  結晶構造 ,  表面積 ,  細孔径分布 ,  吸着 ,  分取クロマトグラフィー ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボアミド
準シソーラス用語： BET表面積 ,  *MOF【配位高分子】 ,  ガス収着 ,  ダイヤモンド型構造 ,  二酸化炭素吸着 ,  硝酸ニッケル ,  内面被覆

分類 (4件)： 分子化合物  (CE02000C) ,  計算機シミュレーション  (JE11000H) ,  ガスクロマトグラフィー  (CC04013U) ,  コバルトとニッケルの錯体  (CE01092Y)

物質索引 (2件)： 4-(4-ピリジル)安息香酸 ,  DMF

タイトルに関連する用語 (6件)： ガスクロマトグラフィ ,  キャピラリーカラム ,  被覆材料 ,  貫入 ,  MOF ,  Ni