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J-GLOBAL ID：201702212147931669   整理番号：17A0603175

個人の能力差を考慮した開発における人員資源割当問題に対する解法の提案

Proposal of the solution to the personnel resource allocation problems in the development that takes into account the ability difference

著者 (2件)： 高須賀将秀 (NTT アクセスサービスシステム研) ,  吉田寛 (NTT アクセスサービスシステム研)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2017  号： MPS-112  ページ： Vol.2017-MPS-112,No.26,1-4 (WEB ONLY)  発行年： 2017年02月20日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では個人の能力差を考慮した開発における人員資源割当問題のモデル提案と本モデルにおける解法の提案を行う。EMS開発のような大規模かつ複雑なシステム開発では,多数のタスクが存在し,その各々のタスクは専門性を要するものが多い。しかしながら,既存で研究されているモデルでは,個人の能力差は考慮されておらず,各々のタスクの難しさは誰が実行しても同じと仮定しており,その結果,開発前に算出する期間や稼働は実績とズレが生じている。そこで,高須賀らは各々のタスクの処理時間を可変値とすることで,より現実問題に近い実開発の期間や稼働の算出精度を上げるが可能な個人の能力差を考慮したモデルを示してきた。本研究では,そのモデルに対して現実的時間で解くことのできる多項式時間アルゴリズムを提案する。(著者抄録)

シソーラス用語： 個人 ,  資源割付 ,  *割当問題 ,  計算理論 ,  時間 ,  *アルゴリズム ,  最適化問題 ,  開発 ,  システム計画 ,  システム設計 ,  能力 ,  ヒューマンファクタ ,  *個体差
準シソーラス用語： 資源割当 ,  *人員資源割当問題 ,  多項式時間 ,  *多項式時間アルゴリズム ,  システム開発 ,  *能力差 ,  個人差

分類 (2件)： システム設計・解析  (IA02030D) ,  その他のオペレーションズリサーチの手法  (KA03070E)

引用文献 (10件)：

• 飛田 高雄, “マルチプロセッサスケジューリングアルゴリズムの性能評価に関する研究”, phd thesis, 2003.
• ReaKook HWANG, “A Study on Load Balancing Problem Solving by Genetic Algorithm: Case Analyses on Assembly Line and Multiprocessor Systems”, phd thesis, 2009
• M. R. Garey and D. S. Johnson. Computers and Intractability ; A Guide to the Theory of NP-Completeness . 1979.
• Thomas L. Adam, K. M. Chandy, and J. R. Dickson. A comparison of list schedules for parallel processing systems. Communications of the ACM, Vol. 17, No. 12, pp. 685-690, dec 1974.
• E. G. Coffman. Computer and Job-shop Scheduling Theory . John Wiley & Sons, 1976.

タイトルに関連する用語 (6件)： 個人 ,  能力 ,  開発 ,  資源割当 ,  解法 ,  提案